MASAKI,SHIZU

朝5:20にカリービレッジを出発、ミストトレイルは使わずジョンミュアートレイルを歩きネバダ滝へは8:00ちょうどに着きました。山の尾根に出る少し 手前の森で「大きな子熊」に遭遇しました。その子熊にではなく、近くに母熊がいるという高い可能性に対して大きな恐怖を感じました。「熊に遭遇したとき絶 対にやってはいけないこと」というのを読んできていたので、なんとか対処できました。岩山に入ったところでひとりの日本人のかたにお会いしました(最初、 流暢な英語で話しかけてくださいました(^^;のちに頂上で再会し、おめでとうございますと言っていただきました。お名前も伺わずごめんなさい!)最後の ケーブルではイボイボのついた軍手をしました。登る人と降りる人が混み合っていたので、コンスタントに流れが止まり、休みながら登ることができて思ったよ りラクでした。頂上についたのは13:30近くでした。それから眺めを満喫して14:00を回ったころ早くも下山を始めました。ケーブルを降りるときは、 坂がスティープになった時点で景色に背を向けるように体勢を変えて降りるほうが、あまり恐怖を感じずラクだと思います。わたしはケーブル1本を両手でつか んで、するすると軍手を滑らせて降りてきました。途中のネバダ滝では、川の水を飲み水として空きボトルに汲みました。相方は遠慮していたけれど(笑)、わ たしには、子供のころよく飲んでいた水の味で、とてもおいしかったです。カリービレッジには20:30に帰ってきました。明るさ的にはギリギリでしたが、 これは予定どおりでした。よくある甘いカロリーバーを持っていきましたが、実際の場では、わたし的には全く食べる気のしなかったもので、チーかま数本と飲 み物だけで一日過ごしてしまいました。登山では、発汗により塩分もかなり失われるので、血液がドロドロになります。水ではこのドロドロを解消できません が、スポーツドリンクであれば塩分も含まれ、血液がサラサラに戻るので、体には良いようです。わたしたちは粉のポカリスウェットを携帯して歩き、いつでも ボトルの水に溶かせるようにしていました。ふだん運動不足のわたしたちですが、杖を使いながら15時間で日帰りできました。憧れだった「I made it to the top !!!」のTシャツも買うことができました。2年越しの夢が叶い本当に嬉しいです!