Apple Macintosh and "Yosemite"
1999年1月に発売されたApple社の新しいパソコンPowerMacintosh G3はいままでにないデザインと色使いでユーザーの度肝を抜いた。実はこの新型機は"Yosemite"というコードネームで開発が進められてきたもので、登場が待たれていたものであった。Apple社が社内のコードネームで使用する言葉はこれまでもBlackbird,Wall Street,Tsunami,Sapporoなどユニークなものが付けられてきたが、今回どうして"Yosemite"だったのかは明らかではない。
ミニタワー型筐体がヨセミテ渓谷の断崖絶壁を彷彿とさせるからというのは想像の域を出ないが、カリフォルニア州クパチーノのApple社で開発にあたるスタッフたちは必ずヨセミテ国立公園で疲れを癒し、霊感を得て新しいMacをつくっているはずだというのは私の確信である。
サンフランシスコ市内発着1泊2日、2泊3日のコースがある。公園内のヨセミテロッジまたはアワニーホテル、もしくはEL PotalのYosemite View Lodgeの宿泊。はじめてのヨセミテ訪問で2〜3日の滞在日程で良ければこのツアーはもっとも手軽な現実的な選択でしょう。
2泊3日の場合のスケジュールは、1日目は朝8時にサンフランシスコ発。お昼すぎに到着し昼食。午後は渓谷付近をバスで周遊。2日目は完全フリー。3日目は午後出発なので午前中は渓谷内で過ごせるというスケジュール。(1泊2日の場合は中日のフリー日がなくなる。)3泊に延長もできるという情報もあるので、問い合わせてみてください。
また宿泊を自分で手配し、バスのみの往復(片道)送迎というのも受け入れてくれる。
問い合わせ:
California Parlor Car Tours
Cathedral Hill Hotel,1101 Van Ness Ave. San Francisco CA 94109
TEL.(415)474-7500 FAX.(415)673-1539
ホームページ(日本語あり)
毎年8月はTuolumne Meadowsのキャンプ場に5泊するのが通例になっている。しかし今年のこの時期の旅はHawaiiにしようかどうかという迷いがあって、キャンプ場予約開始日の4/15に予約を入れることができなかった。その後もぐずぐずしていると「ついに今年はヨセミテに行けるよ」とYさんから連絡があり、その言葉に後押しされて、遅蒔きながら5月になってからプランを開始した。
キャンプ場の予約状況をみているとやはりTuolumne Meadowsの8/23,24の週末は予約はすでにいっぱいになっていた。そのため今回はWawonaのキャンプ場に2泊し、その後Tuolumne Meadowsに3泊という変則的な日程で行くことになった。
今回はいままで溜めたマイレージを使ってサンフランシスコまで往復する。(なんとありがたいことにビジネスクラス!)
関西空港では、とんかつKYKでカツカレー食べてから出国手続きをしてビジネス専用のラウンジに向かう。「飛鳥」ラウンジはいくつかの航空会社の共同運営だが、いつも使うカード会社ラウンジの4倍以上の広さはあるだろう。アルコール類も無料。残念ながら滞在時間は30分ほどだったが。
いつもお世話になるUA810便はスケジュールが変わり、これまでよりも2時間以上出発時間が早いので、機内食も17時頃に食べないといけない。和食弁当を頼んだが、全部は食べられなかった。
午前8時10分にはサンフランシスコ空港に着陸。(早すぎるよね)ビジネスなんで順番がなんでも早く済み、8時30分にはもう手続きを終えて出てしまう。
レンタカーは10時に予約しているので、カフェでコーヒー飲んで時間調整する。今回は分厚い文庫本を1冊持ってきた。星野道夫さん、青木久子さん推薦の「エンデュアランス号漂流」。これを読み始める。
今回のレンタカーはすごい。真っ赤な「Grand Am」。4ドアセダンだが流線型のスポーツタイプで後ろにウイングまで付いていて見た目も結構派手。そしてキビキビよく走るので、すぐに気に入った。
バークレーに向い、REIでガスカートリッジを購入してお昼過ぎに友人宅に到着。お昼寝のあと友人親子と「ファーマーズマーケット」に果物や野菜のお買い物に出かけける。ここは地元の有機の農家の直売で、毎週路上で開かれている。試食もいろいろ出ていて結構楽しい。
8/21
午前中は友人親子と一緒にMartinezにあるジョン・ミューア邸(国立史跡)へ初めて行く。Berkeleyからはクルマで30〜40分くらい。古いお屋敷と敷地内は果樹園になっていてとても気持ちのいいところだ。しかしハイウェイが家のすぐ横を通っているとは、ジョン・ミューアも想像できなかっただろうが。
昼食を終えて帰宅すると、ここで猛烈な眠気に襲われてソファに座ったままお昼寝zzzz。
夕方からは6月に引き続きメジャーリーグ観戦。SFジャイアンツVS NYメッツ。ロックリッジの駅前でイタリアン・ディナーをテイクアウトして、BARTに乗ってサンフランシスコのPacBell BallParkに向かう。6月のOakland A'sの試合と比べると盛り上がりという点ではイマイチ。ジャイアンツのファンはおとなしい。Oakland A'sはほんとうに熱狂的で声援がうるさくてそれが面白かったが。
8回裏に新庄が代打で出てきてヒットを打っていた。見られてヨカッタ。
今日のBerkeleyは朝から寒い。この日サンフランシスコ空港に到着するYさんを迎えに行く。無事到着ロビーでピックアップし、市内をひとまわり観光。(ガイドさんみたい。)ゴールデンゲート橋を見たり、ピア39で昼食したり。ダウンタウンのホテルにチェックインして、休憩とお昼寝。夕方からまたYさんと一緒に出て、中華街を通り抜けノースビーチでパスタの夕食。
ダウンタウンは人も多く、いろんな人がいるんで気が引き締まる。それに比べるといつもホテルをとるジャパンタウン(日本町)は快適で安全だと思う。
8/23
朝7時に朝食。7時50分にホテル出発。順調にフリーウエイに乗り8時35分にはイーストベイの街Castro Valleyでもうひとりの同行者Kさんを無事ピックアップ。(Kさんは友人宅にホームステイしている。)
今回は最初Wawona泊なので珍しく南ゲートからの入園となるため、120号線Mantecaで99号線に乗り換えMercedへ向かう。実はもうひとつ理由があってMercedではチウラ・オバタの絵の展覧会をやっているので、ちょうどそれを見るのも目的の一つだ。3人でしばし観覧。
11時50分にMariposa、12時20分Oakhurstに着く。ここで昼食。
国立公園の南ゲートから入園し。ワワナのキャンプ場には1時30分頃着いた。
2時30分のパイオニア・ヨセミテ・ヒストリック・センターのツアーに参加して、食料を仕入れて帰営。テントを張り、しばしお昼寝のあと夕食準備。
キャンプファイアープログラムに参加して10時就寝。
8/24
6時30分起床。お散歩のあと朝食。 8時30分出発でマリポサグローブへ。今回初めてワワナに泊まり、朝一番にマリポサグローブのパーキングに来ることが出来た。まだ駐車場はガラガラだった。こんなの初めてだ。(空きスペースがないほど混んでいることも多い。)
今回はそのメリットも活かして、トラムツアーには乗らず全行程を歩くことにした。
いつもは歩いてもせいぜいグリズリージャイアント(この森最大の巨木)とトンネルツリー(ヒトが歩いて通りぬけられるトンネルが掘ってある)までなのだが、今回はさらにその2倍ほどの行程を歩いて、ミュージアムまで登った。
駐車場には11時30分に戻り、ワワナで昼食。1時タフトポイント/センチネルドーム方面へ。1時30分に駐車場に着き、「Yosemite Monthly」のすやまさんのクルマ見つける。(事前のメール交換でこの時間帯にこの周辺にいることは承知していた。)ところがここからタフトポイントへ行ったのかそれともセンチネルドームへ行ったのかがわからない。会う人会う人に「子連れの日本人家族をみたか」と聞くと、「センチネルドームの頂上にいたよ」と聞き、これは間違いないと確信をもってセンチネルドームへのトレイルに向かった。そしてついにすやまファミリー+ふみえさん親子のグループにトレイル上で出会うことが出来た。
センチネルドームからタフトポイントへの分岐のところだったので、もう1分でも遅れていれば会えないところだった。ラッキー!
その後グレイシャーポイントの絶景をみてワワナへかえり、川で水浴び。
夕食後私だけ麓のまちOakhurstに降りて友人宅を訪ね、その後巨大スーパー「VONS」で買い物してキャンプに戻る。この夜はKさんYさんとすこし遅くまで火を囲んで喋り、寝たのは1時ごろだった。
8/25
6時30分起床。今日はWawonaを引き払って、Valley観光ののちにTuolumne Meadowsに移動する日だ。朝食をすませて、撤収作業にかかる。8時40分に完了して出発。
ワワナからそこからトンネルビューを経てヴァレーに入りスウィンギング橋でまず休憩。マーセド川の水位は6月より1m以上低い。ヨセミテ・ヴィレッジにつき周辺をひとまわり。12時まで自由行動。
12時カリービレッジに移動しピザスタンドで昼食。(何度も書いているがここはお勧めです。)そしてヴァレーを出てTuolumne Meadowsに向かう。
(途中タイオガロードのポーキュパインフラットでYosemite Monthlyのすやま号とすれ違った。)
いつも通りオルムステッドポイント、テナヤレイクで小休止。Tuolumne Meadowsに入り、ビジターセンターに寄ってみたら、なんとレンジャーはお馴染みのマーガレット・アイズラーがお当番(なんと偶然)。そしてお母さんのアンが来ていることを聞く。
3時45分キャンプ場に到着した。チェックインの前に掲示板に立ち寄ると、その前にはお約束していたRRTさん(後述)がいた(初対面)。キオスクでレンジャーにAのサイトをリクエストしたら、A40をくれた。川に近いサイトで、ラッキー。早速RRTさんのサイトとアンのサイトを訪ねる。
夕食はラーメンで簡単に済ませ、6時30分にランバートドームに夕陽を見に行く。 RRTさんも一緒にサイトで焚き火をたいて10時まで話する。
8/26
この日は20 Lakes Basinのハイキング。ここはヨセミテ国立公園に隣接する森林局が管轄するフーバー・ウィルダネスというエリアにある。昨年9月にこのHPの読者のRRTさん(ベイエリア在住)からレポートをいただき、ぜひ行ってみたいと思っていたところだ。そして幸いにも当のご本人のRRTさんが同行してくださることになったのだ。
6時30分起床。お散歩のあと朝食準備。
7時50分RRTさんサイトに来る。8時10分に出発。8時40分サドルバックレイク着。
サドルバックレイクリゾートで水上タクシーを申し込む。湖の反対側まで約10分。
帰りは4時間後ということで1時45分に約束。お客はわれわれだけ。
20 Lakes Basinのハイキングはすばらしい。6つの大きな湖をループ状に回るトレイルで、その間にも小さな湖がたくさんある。大きくはないが氷河をいただくノースピークをみながらすばらしい景色のなかを歩くのだ。まるで地球じゃない惑星にいるような感覚になる。
1時30分サドルバック湖まで戻り水上タクシーを待つ。35分には対岸から水上タクシーがやってきた。(なかなか勤勉)帰りは他にもたくさんお客を載せる。 2時にRRTさんと別れる。われわれは東シエラの温泉Hot Creekへ向かう。 3時到着。4時すぎまで温泉を楽しむ。 5時 リーバイニングのコインランドリーで洗濯し、その間にショッピング。そして夕食はキャンプ場ではなくリーバイニングのMobil Gas Stationのカフェテリアで夕食。ミートローフ美味しかった。(ここもお勧めです。)
(途中ですがここまで)
■サンフランシスコまで
サンフランシスコへは成田発(JL、UA、NW)、関西発(UA)、中部発(UA)からのフライトがある。また成田−サンノゼ(サンフランシスコ空港から南に約50キロ)はアメリカン航空(AA)が飛んでいる。
その他ロスやシアトル、バンクーバー、ホノルル、インチョン(韓国)での乗り継ぎなども考えられるのでいろいろ検討してみてはいかが。
乗り継ぎがアメリカ国内の場合はそこで預け荷物が出てきて入国審査となり国内線乗り継ぎカウンターで再チェックインという煩わしいことが起きるので注意が必要。
レンタカーやAmtrakの場合は空港から直行すれば夕方もしくは夜にヨセミテに入ることも可能であるが、とくにレンタカー運転の方は無理せずにまずは途中で1泊したほうがいいだろう。
サンフランシスコ発ツアーバス等で行く方は翌日朝早くの出発なのでサンフランシスコ市内で宿泊の必要がある。
■Amtrak鉄道+連絡バスで入る。
オークランド(サンフランシスコから接続バスあり)からAmtrak鉄道でModest/Mercedで乗り継ぎヨセミテロッジまで接続するバスが1日2便ある。
列車は両側が水路というSan Joaquin Delta地帯を通り、このあたりの眺めは鉄道からのみ楽しめる。
●Amtrak社のページ(時刻表・料金情報あり。都市名と日付を入れて検索)
●YARTSのページ
マーセド・マリポーザからヨセミテへの乗り合いバスを運行しています。
このページもご参考に
Amtrak/S.F.
>Amtrak/Emeryville
■グレイハウンドバス+YARTSバスで入る。
サンフランシスコからMercedで乗り継ぎ、ヨセミテに入ることができる。
●グレイハウンド社のページ(時刻表・料金情報あり。都市名と日付を入れて検索。)
■マイカー/レンタカーで入る。
カリフォルニアやその周辺の州に在住の方は車で行かれることもあるだろう。
また日本からの旅行者もレンタカーでヨセミテに行くことができる。もちろん国際免許証+日本の運転免許証を持参。ヨセミテへの道路マップも入手しておこう。
それから、レンタカーはヨセミテまで順調にいっても4〜5時間自分で運転しなければならない。(関西からだと信州方面に行くのと同じ覚悟)必ず交替ドライバーを準備し、またベイエリア周辺で1泊してから、翌朝に出発するほうが安全。なにしろ10時間近いフライトの後なので無理は禁物。
カリフォルニアの道路法規では、後席も含めシートベルトの着用が義務づけられ、4歳以下の子どもにはチャイルドシートが必要。
冬期(11月〜4月)は降雪時にチェーン規制が行われる場合もあり、タイヤチェーンの用意が必要である。ヨセミテへの道は山岳ドライブなので、安全のことを考えると冬期の旅行者はなるべく鉄道やバスの利用をおすすめしたい。
●サンフランシスコからのクルマのルート1
ベイブリッジを渡りオークランドからHighway580でManteca方面に向かい、途中205、120に乗り換えるとそのままBig Oak Flatの公園入口ゲートに至る。(途中、道なりに108号Sonora方面に行ってしまわないように。右折するポイントがあるのでYosemite方面への標識に要注意)このルートはDon Pedroダム湖の景観がすばらしいが、そのあたりから上りの峠道が続き、パワーのないクルマはちょっと苦しいかも。
●サンフランシスコからのクルマのルート2
ベイブリッジを渡りオークランドからHighway580から132でModestoに向かい、99でMarced、140でMariposa、El Portalを経由してArch Rockの公園入口ゲートに至る。到着前にはマーセド川沿いの渓谷美が楽しめる。
●その他
ドライブルートのほとんどはセントラルバレーのなか。ここは広大な農業地帯で、ハイウェイ沿いにフルーツスタンドが点在している。休憩がてら柑橘類やチェリー、ブドウ、メロン、ドライフルーツ、とうもろこし(生食可)などを楽しんではいかが。
ハイウェイ120は公園内を横断しており、東ゲートのタイオガ峠(標高約3000m)を越えネヴァダやデスヴァレーの方面に行くことが出来る。ただしこの道路は積雪期(10月下旬〜5月中旬頃)には閉鎖されているのでこの時期に公園東部へのアクセスを考えておられる方は注意が必要である。
ハイウェイ41は公園南ゲートからのアクセスに使える。フレズノやマーセドを経由しての入園に使うことが出来る。
ヨセミテ国立公園内ではガソリンスタンドがCrane Flat,Wawona,Tuolmne Meadowsの3ヶ所にある。ヨセミテヴァレー内にはガソリンスタンドはないのでガス欠には要注意だ。ヴァレーに入る方は念のため先に一度給油しておいた方がいいだろう。ハイウェイ140ではEl Portal、ハイウェイ120はCrane Flat、ハイウェイ41ではWawonaが最後のガスステーションとなる。
公園ゲートでは入園料を支払う。渓谷の中は夏期はクルマが大混雑するので、今後入場者の最大ピーク時期には日帰り客のクルマは入園を制限されることもあるかもしれない。
混雑期は日帰り客用のパーキング、もしくは宿泊先にクルマを止め、その後はシャトルバスで動くことをおすすめする。
その他クルマでのヨセミテ行きに関しては巣山 崇さんの●Yosemite Monthlyに詳しいルートマップやコースタイム等があるので参照してみてはいかが。
レンタカーの予約〜借り出し、返却ほか注意事項などは、Cyakoさんのアメリカドライブの旅行記■Come on! Cyako's Roomなどを参照してみてはいかが。
■California Parlor Car Tours社のツアーバスに便乗する
California Parlor Car Tours社(日本語HPあり)では、サンフランシスコからヨセミテ渓谷への送迎のみも取り扱っている。
この会社のツアーについてはこのエントリーにも紹介しています。
■ロスアンゼルスからは?
ロスからはすこし時間がかかるが、サンフランシスコからと同じようにアムトラック、グレイハウンド、クルマ(約7時間)でアプローチできる。詳細は各交通機関のホームページで確認してみてほしい。
ヨセミテへの旅を予定されておられる方は、プランニングと宿泊施設への予約を早い目にしましょう。国立公園内のヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジは1年前からの予約、同じく公園内のキャンプ場は4ヶ月前からの予約です。夏シーズンはすぐにいっぱいになっています。余裕をもって情報収集し、旅行プランをたてられることをおすすめします。
日本からヨセミテに行く場合、パッケージツアーから個人旅行までいくつかの方法があります。多くの方々の場合には、ヨセミテはサンフランシスコ周辺などと組み合わせたカリフォルニアへの旅の一部と考えられるのがふつうだと思います。
ヨセミテの多様な自然に触れ、体験するためには最低でも3〜4日の滞在(もしくはそれ以上)が必要だと思います。というのも、ハイキング、サイクリング、ドライブなど「まる1日を使っての活動」をするところにヨセミテの醍醐味があるからなのです。そうすると日帰りや1泊2日ではできませんから、2泊3日でようやくスタートラインという感じなのです。
バスツアー
まずバスツアーの「日帰り」や「1泊2日」はなるべく避けられることをお勧めします。某社のサンフランシスコからの日帰りツアーは朝6時30分出発、帰着は午後10時30分。それでも公園内での滞在時間は約3時間です。昼食をとってヨセミテ渓谷の巨岩群を「車窓から」眺めておしまいと思っていただいてもいいでしょう。退屈な移動時間が長い割にその甲斐がなく、これではバスで疲れにいくようなもの。これで「ヨセミテに行った」というのは悲しすぎますよね。またヨセミテ1泊2日のバスツアーも「行く日」と「帰る日」しかありませんので、自由に過ごせる時間はそう多くはありません。
■JTB USA社のツアーに参加する。
http://www.jtbusa.com/look/agency/index.asp
ヨセミテロッジもしくはアワニーホテル泊の1泊2日(延泊可)のバスツアーを行っています。
■California Parlor Car Tours社のツアーに参加する。
http://www.calpartours.com/cpctjp/
California Parlor Car Tours社(日本語HPあり)では、1泊2日と2泊3日のバスツアーを行っています。(冬季にはAmtrakと連絡バスになります。)
サンフランシスコからヨセミテ渓谷への送迎のみも取り扱っています。
自由旅行
最近では宿泊と交通を自分自身で手配する自由旅行の形でヨセミテを訪れる方も増えてきました。またアメリカではレンタカーのシステムが手軽で安価に利用できますので、滞在中や道中の行動範囲や活動の自由度が広がります。またキャンプを楽しみたい場合にはこの方法をおすすめします。ただし宿泊予約の難関を突破する必要がありますので、このサイト内の交通や宿泊、キャンプのページをご参考にしてください。
Yosemite AssociationのField Seminarに参加する
Yosemite Association(http://www.yosemite.org)は公園内での教育啓蒙活動、出版事業を行う非営利の会員制公益団体です。この団体が主催する宿泊型のセミナーが2月〜10月に行われています。だいたい3日間〜4日間の日程で、動植物、絵画、写真、バックパッキングなどさまざまなテーマでセミナーが行われ、セミナー受講者の宿泊予約は優先的に取り扱われます。現地集合ですのでヨセミテまでの足は各自で確保する必要があります。
Sierra ClubのOutingsに参加する
Sierra Club(http://www.sierraclub.org)はヨセミテでのジョン・ミューアの環境保護活動を母体に創設された世界初の環境保護NGOです。いまでも大自然へ出かける「アウティングス」は活動の柱のひとつです。詳細はホームページからどうぞ。
ほんとうはこの年2月に10回目のヨセミテとなるはずの旅を計画していたのだが、9/11テロのあおりをくって、最終決断が延び延びになって結局中止してしまった。
記念すべき10回目は3ヶ月遅れの5月にようやく実現した。そういえば前回の9回目のヨセミテは帰りにハワイ島に寄って帰ってきたので日本の帰国は9/7。事件はその4日後だったので、もうすこしで足止めを食って帰れなくなるところだった。(ハワイに足止めなら大歓迎だが。)
今回は、たつろうさん、けいこさん、えいこさん、橋本ファミリー4名にあさやんと私という総勢9名の賑やかな旅だ。
フェア・リンク航空のカナディアン・ジェット
5/28
今回はいつもの関空のUA810便ではなく、ANAで伊丹〜成田〜サンフランシスコという経路でいく。(これが安かった。)伊丹〜成田はカナダ製の50人乗りのジェットで、これがなかなか快調だった。(機内は狭いけど)
サンフランシスコ到着後、Hertzでレンタカー借り出し。今回はFordの4WDワゴン。ベイブリッジを渡り、バークレーへ。この日は友人宅泊。夕方そこの子AnthonyとUC
BerkeleyのLawrence Hallというこどもたち向けの科学教育の施設を見学に行く。
ここは日本でも古川和さん(この人もヨセミテつながり)が普及につとめておられるGEMSという体験的な科学教育カリキュラムで有名だ。Anthonyは「昆虫」のクラスを受講しており、この風景を見せてもらったがホントに楽しそうだった。
5/29
ゲスト達をお迎えに再びサンフランシスコ空港へ向かう。
人数が多い(総勢9名)のでもう一台ミニバンを借り、こちらはあさやんが運転。
またバークレーに渡り、いつものHoliday Inn Expressにチェックイン。その後アウトドアショップR.E.I.に買い出しにいく。近くの中華料理屋で皆で夕食。
5/30
8時に出発。今回はクルマ2台なので、バックミラーを気にしながら走る。ハイウエイ120の道中は非常に順調。(慣れた道のりだ。)途中これまたいつものフルーツスタンド"GICO"に立ち寄り、フルーツ、ドライフルーツ、野菜、ピクルスなどを仕入れる。いまの旬はストロベリーにチェリー。食べても食べきれないほどの量が安くで売っている。
いつものペースで入園。1200にClane Flatのガスステーションで昼食休憩。
ヴァレーに下り、まずはトンネルビューへ。天気は最高。
水量たっぷりのBridalvail滝、Yosemite滝をみた後、アッパーパインキャンプ場にチェックイン。
この日はバークレーの友人たちのグループも一緒にキャンプディナー。おばさま達が腕を振るってくれ、イタリアンな夕食。総勢14〜5人はいたのではないだろうか。
5/31
この日はいわゆる「グランドツアー」のコースへドライブ。まずはEl Capitan下で岩肌を眺め、クライマーの姿を捜す。(夏には必ず誰かがいます。)その後ジャイアントセコイアの森Mariposa
Groveに向かう。トラムには乗らずにゆっくりと森の中を散策して、この森の中で一番デカい「グリズリージャイアント」と「トンネルツリー」まで登る。グリズリージャイアントにはシカがいた。
えいこさん、けいこさん、たつろうさん、橋本さん親子(くにさんとひとみちゃん)がハーフドームをめざして朝6時に出発。ハッピーアイルのトレイルヘッドまで見送る。「いってらっしゃい。」
午前中はミラーレイクへバークレーの友人親子とお散歩。さすがにこの時期は水が多く美しい。お昼はひとりキャンプサイトで自炊して食べる。
その後ハウスキーピングキャンプでシャワーとお洗濯。帰ってきて昼間からビールを飲んだら猛烈な眠気に襲われて、テントで夕方までお昼寝してしまった。
午後6時に次々とみなキャンプサイトに帰着。この日はすやまさんファミリーと帰国日がせまったせーちゃんがキャンプサイトを訪ねてくれた。一緒にキャンプディナー。
このときすやまさんにHot Creekのハナシを聞き、「それは明日行かねば」と決心した。遠いけど。
6/2
この日は全員フリータイム。キャンプサイトで読書&ビールで過ごす人や、レンタル自転車で走り回る人、ショッピングの人など様々。
私は朝早くから一人クルマでハイカントリー・Tioga Pass方面へ向かう。途中Clane Flatで給油して、120号線をさらに東へ向かう。途中Olmsted Point、Tenaya Lakeで休憩。道路際にはところどころ残雪もみかける。
Tuolume Meadowsではビジターセンターに立ち寄る。ここも残雪があり、建物の中は薪ストーブが焚かれていた。
Lambert Domeではクルマを置いて真ん中あたりまで登ってTuolume Meadows全体にご挨拶。さすがに空気が薄く(ここは2600mを越える)息がすぐに切れる。
さらにクルマを走らせてTioga Pass(3000m)までくるとさすがに気温も低く、残雪もたっぷりで6月とは思えない。
峠を越えると、こんどは荒涼とした風景のなかを高度がぐんぐん下げていく。Mono Lake湖畔の町Lee Viningに下り、そこから395号線でMammoth Mountainに向かう。Mono Lakeより南下するのは初めてだ。
395号線は砂漠の中、右手にそびえ立つシエラネバダ山脈を見ながら走る。
Mammoth Mountainにはお昼に到着。ここは夏はハイキングや釣りやゴルフ、冬はスキーが楽しめるリゾートの街だ。
ランチを食べて、ビジターセンターでHot Creek(温泉川)の場所を聞き、そこへ行ってみることにした。
395号線に戻ってさらに南下し、聞いていた分岐点を無事左折して細い道に入っていく。さらに進むと舗装もなくなり、砂埃を上げながらさらに進むとようやくパーキングに到着。
川の方に下っていくと湯煙が立ち上っている。ちょいと上流の方を見てみると10数名の人たちが川の中で身を寄せ合っている。とりあえず川岸で水着に着替え、川に入ってみると冷たい普通の川。「あれれ」と思いつつもその人達の方に近づいていくとだんだんと水温が上がり、その付近は丁度適温になっているではないか。これで「身を寄せ合っている」意味がわかった。ちょうどそのポイント付近で川底から暖かい湯が吹き上がっていて適温なのだ。またこの人の群の中心には麦藁帽をかぶったインタープリターが温泉や火山活動についてのハナシや質疑応答をしているではないか。(裸のインタープリターだ。)かれこれ1時間ほどそのグループの中にいたのだがまさに老若男女さまざまで、おまけに犬も2匹いた。
さてもう2時。ヴァレーまでは約2時間すこし?かるので、そろそろ帰らないと遅くなってしまう。
この日は最後の夜。焚き火を囲んでみなでおはなし。
6/3
この朝でキャンプを閉営し、出発。毎度の事ながら朝露に濡れたテントは十分には乾かないので、そのままクルマにつっこんで走る。お昼ごろにはだいたいEscalonあたりでランチにするのだが、このあたりはいつも晴天で暑いので、駐車場にテントを拡げれば5分ほどで乾いてしまう。
3時にはサンフランシスコに到着。ジャパンタウンのミヤコホテルにチェックインした。この日は寿司屋で乾杯。
6/4
朝、ゲストたちを空港まで送る。みなヨセミテを楽しんで、いい表情で帰国の途につかれた。
さて私の楽しみはこれでは終わらない。バークレーの友人宅に戻り、またヨセミテで一緒だった別の友人のところに一緒にランチに行くと、「今夜オークランド・アスレチックスVSシアトル・マリナーズ見に行くけど、一緒に行く?」という話がでて、そりゃ二つ返事で「行く行く!」。隣町のオークランドにマリナーズがきているのだ。
夕方BART(ベイエリア各都市を結ぶ電車)にのってコロシアム(地元の人はこの球場をこう呼ぶ。)へ。シートはイチローの守備位置のライト近くにとり、ビール飲んでプレイボールを待つ。
メジャーリーグは初体験だがこれがなかなか面白いものだ。DJのノリと観客のノリ、がバッチリ一体化してスバラシイ。球場内のバーやショップも面白いし、時間があれば早くから球場入りして、練習風景からみるのも良さそうだ。
イチローのヒットも見られたが、結果は地元A's(地元の人はアスレチックスとは呼ばずエイズと呼ぶ。)のサヨナラ勝ち。リリーフの長谷川が打たれたので心境は複雑だが、地元のひとたちと一緒に騒げたので、とにかく面白かった。
イチローを見たい方はここをクリック。
6/5
朝は、Anthonyが行ってる小学校を見せてもらいに一緒にくっついていく。この学校は「Malcolm X School」という名前の公立の小学校。マルコムXなんて名前のついた公立の小学校は全米どこを探しても珍しいだろう。バークレーならではだ。
ここはとりわけアート教育に力を入れた学校で、校舎のあちこちに生徒達の作品が飾られているがなかなかレベルの高いユニークなものだった。
お昼はヨシエさんと一緒にとった。「ヨセミテ大好き!」BBSによく書き込んでくれる方。ベイエリア在住の「シエラネバダ大好き!」な元気な女性だ。お互いの積もる話をいっぱいしても時間が足りないくらい。また再会を約束してお別れ。
午後は前から行きたかったPoint Reyes National Seashoreへ。(サンフランシスコの北にある国立海岸公園)これがなかなか美しい海岸線。もう夕方近くになってしまって長居ができなかったので、また次回はまる一日使って楽しみにいきたいものだ。
Clouds Rest
執筆中です。とりあえず頂上の眺めだけご覧ください。
■頂上からの写真
ヨセミテヴァレーを望む。中央やや左はハーフドーム(裏側の眺めです)。
上の写真よりやや南側の眺め。右端にハーフドーム。
南側の眺めです。
東側の眺め。3000〜4000mの山々が続いています。
マウント・ホフマン頂上にて
この日2回目の朝9時30分、サンフランシスコに無事到着。レンタカーを借り出して駐車場に停め、まずはマーくんが関西空港から到着。そして国内線でロスアンジェルスから到着のヒロミちゃん、ミホちゃんを出迎え。3時間遅れのケンちゃんを皆で食事をしながら待ち、ついに午後3時まえに全員集合してバークレーに向かった。
アウトドアストアR.E.I.で買い出しのあとホリデイインエキスプレスにチェックイン。
皆さんのヨセミテ旅行記のページへのリンク集を充実させたいと思っています。ヨセミテへの旅行記ホームページをお持ちの方は管理者あてメールでぜひお知らせください。
■えりも大好き
えりも岬のアザラシ夫婦が贈る、えりも町とっておき情報! ヨセミテ紀行あり。
■浜ッコ便り
「アメリカ旅日記」でヨセミテ行き。
■Americaをもっと知ろう!楽しもう!
「America大陸旅ガイド」に鈴木ユキさんのヨセミテ国立公園訪問記のページあり。情報量充実。
■SHIN & JUNKO TANAKA - SUNRISE SUNSET
サンタモニカに住む家族のLA生活情報と、アメリカ大陸子連れ旅行のTips。フロリダ、ヨセミテ旅行記あり。
■Mikio Suzuki 山と旅
中国の雪連峰、クラウン峰、パキスタンのK2、ネパールのアイランドピーク、アメリカのヨセミテ等の海外登山と貧乏旅行。
■Wonder National Parks
山本こういちさんが訪れたアメリカの National Park と旅に関する情報。
■Take off!
佐々木さんの「空」と「自然」のページ。ヨセミテ国立公園情報ページあり。
■ヨセミテの歩き方
California在住の木村ファミリー。100回以上行ったヨセミテ国立公園情報ページあり。
■TOMBOY
San Joseへ2度出張する間に、ヨセミテに3度行き、機会があればまた行きたいと思っているヨセミテおたく一歩手前のともこさんのページ。ヨセミテ国立公園情報ページあり。
■Yasushi's Page
Yasushiさん「きままな旅行記」。レンタカーでサンフランシスコからヨセミテ〜ソノマ〜ナパバレー(ワインの産地)へのドライブ。レンタカーによる旅のchipsためになります。
■ヒナファクトリー別館
ハワイ・ホノルル在住の公文康博さんのページ。キャンピングカーをレンタルされてヨセミテに行かれました。
■Mie and Taka's Wonder Cafe
〜美枝と孝明の旅行記〜米国国立公園でキャンプした40日間の旅行記や冬のヨセミテレポートあり。
■ハーフドーム登頂記
カネゴンさんのハーフドーム登頂記です。
■ARA-MASAのホームページ
ジョン・ミューア・トレイル完全踏破の記録。
■Spicy Candy
カリフォルニア・ドライブの旅。
■Come on! Cyako's Room
Cyakoさんのアメリカドライブの旅。
■rsuzuki.com
カリフォルニア在住の鈴木さんご夫妻のページ。サンフランシスコベイエリアを中心としたアメリカの生活、旅行情報満載。国立公園情報あり。
■アメリカの国立公園巡り
著者曰く「私のライフ・ワークとして、年に2回の海外旅行をアメリカの国立公園巡りに費やしています。現在、53ケ所の内、47ケ所の訪問を完了しました。」すごい!
■もん吉とゆき造
アメリカ大自然紀行。ヨセミテの他、グランドキャニオン、グランドサークル、アラスカの旅行記も。
■KAKO@NAT'L.PARKS
KAKOさんのアメリカ国立公園の旅。そう・・・”アメリカは大自然をみるところ!”
●Yosemite Monthly
掲示板でおなじみ、巣山 崇さんのヨセミテ情報ページ。カリフォルニア在住で毎月(毎週という噂も?)ヨセミテに通う強者です。
■My way of muma
子連れ主婦mumaさんの初めての海外個人旅行記です。
■マリンジャンボの旅行記
マリンジャンボさんのHP。アメリカ一人旅の日記あり。
■FREMONT 94538 in Berlin
カリフォルニアのFREMONTにお住まいだったChappyさんのページ。
■LEMPUS
元シリコンバレーの住人だった「せーちゃん」のページ。ハーフドーム登頂記もあります。
■人が好き 自然が好き
「もや」さんが日本ネイチャーゲーム協会のツアーに参加された際の記録「ヨセミテの人と自然から学んだこと」が掲載されています。
■Morgen-rote
もるげんさんのページ。
■加州吉野屋
カリフォルニア・シエラネバダを歩く。フリーモントにお住まいの吉野さんのHPです。
■国立公園のページ
サンノゼにお住まいのあらかわさんのHPです。
■ヴォイス オブ シリコンヴァレー
シリコンヴァレーにお住まいのYOSHIさんのHPです。
■ヨセミテの青い空
あやこさんがハイカントリーハイキングの様子を綴りました。
■先日はどうも〜
chopin92さんのブログです。ヨセミテ日帰りツアー参加。
●ヨセミテ国立公園(国立公園局)
ヨセミテについての公式情報。まずはここからご覧になることをお勧めします。
(ヨセミテ国立公園公式サイトの日本語インデックスはここにあります。)
●ヨセミテ・オンライン(Yosemite Association)
Yosemite Associationはヨセミテ国立公園内での教育セミナー、出版などを行うNPOです。
●Yosemite Fund
ヨセミテ国立公園の保全のためのさまざまなプロジェクトを行っているNPO。
●Yosemite National Institute
ヨセミテ国立公園内で学校団体を受け入れて環境教育活動を行っているNPO。
●Yosemite Concession Service
ヨセミテ国立公園内のホテル、売店、バス輸送、ツアーなどを運営している会社です。
●A Guide to Yosemite National Park
John Rabold氏によるヨセミテ国立公園への旅のリファレンス。
●ヨセミテエリア・トラベラーズインフォメーション
ヨセミテ国立公園および周辺の宿泊情報その他。
●YosemiteFun.com
ヨセミテ情報ページ。
●シエラ・クラブ/ヨセミテ支部
●ジョン・ミュア(シエラ・クラブ)
●ル・コンテ・メモリアル・ロッジ(シエラ・クラブ)
●ジョン・ミュア・センター
●ジョン・ミュア・トレイルのページ
ヨセミテ国立公園からセコイア&キングスキャニオン国立公園を結ぶ340kmの原生自然トレイル
●アンセル・アダムス・ギャラリー
●アンセル・アダムス
ヨセミテをはじめ、アメリカの国立公園を数多く撮影した写真家
●オバタ・チウラ
1920年代ヨセミテへのスケッチ旅行をして以来、シエラの魅力を描き続けた日本画家。
●TBSテレビ「世界遺産」
●「地球の歩き方〜アメリカの国立公園」
●文化環境研究所
このページの作者、西村も作成に関わり、一部執筆もしている『アメリカ国立公園における環境教育の現場 調査報告書』が読めます。
●Ostrander Ski Hut
●ヨセミテの天気
●Sunrise, Sunset Calendars and Local Time
日の出、日の入り、月の満ち欠けと出没時間がわかります。
●California Parlor Car Tours
サンフランシスコ発着のヨセミテ行きツアー(日帰り、2日、3日)を催行しています。(日本語HPあり)
●Yosemite Guides
ヨセミテ国立公園のゲートの街エル・ポータルにあるネイチャーガイド会社。日本語による問い合わせ、ネイチャーガイドも対応可能。(日本語HPあり)
●JTB LOOKアメリカンツアー
JTBの現地法人によるサンフランシスコ発着のヨセミテ行きツアー(日帰り、2日、3日)(日本語HPあり)
●アムトラックのページ
サンフランシスコ(オークランド)〜モデスト/マーセド(ヨセミテ最寄り駅)への列車を運行しています。
●グレイハウンド社のページ(時刻表・料金情報あり。)
全米をカバーする長距離バス。
●VIA-Adventuresのページ
Merced/Mariposaからヨセミテへの乗り合いバスを運行しています。
●Yosemite Area Regional Transportation System(YARTS)
ヨセミテ近郊の街から国立公園内への乗り合いバスを運行しています。
●カリフォルニア・ハイウェイ情報
混雑や工事情報など
●モノ・レイク委員会
東側ゲートの町リーバイニングにあるモノ湖の環境保全団体です。
●カリフォルニア州フィッシュ&ゲーム局
釣りのライセンスについてはここで情報収集してください。
●ヨセミテ渓谷鉄道メモリアル
1907〜1945までマーセド〜エルポータル間を結んで走っていた鉄道の記録。
●Yosemite Monthly
シリコンバレー在住の巣山 崇さんのヨセミテ情報ページ。掲示板もあり。
今回は家族+ゲスト4名という構成で行ってきました。
サンフランシスコ空港は新国際線ターミナルが完成しています。(2001.5/29)
今回は全員で8名と人数が多いのでハーツレンタカーで大きなバンを借りました。14人乗り。出発前にバークレーのホリディインエキスプレスで撮影。(2001.5/30)
バークレイから580号〜120号を使ってヨセミテに行きますが、途中の街エスカロンでいつもこのフルーツスタンドに立ち寄ります。いまどきの旬はチェリーとストロベリーです。(2001.5/30)
クレーンフラットのゲートです。1年間有効のナショナルパークパスを買って入場します。(2001.5/30)
ピクニックランチをしたクレーンフラットの森の中でSnowPlantを見つけました。(2001.5/30)
滝の水量はピーク。エルキャピタン近くの寿命の短いリボンフォールも流れています。(2001.5/30)
ヴァレーでは低公害エンジン+エアコン付きの新しいシャトルバスが走っています。(2001.5/30)
ミラーレイクへのハイキングに出かけました。(2001.5/31)
BBSでもおいしいと評判のカリービレッジのPIZZA PATIOです。行列ができています。(2001.5/31)
焼き上がりはほれこの通り。トッッピングで具を指定するのを忘れないように。(2001.5/31)
マーセド川でラフティングを楽しみました。カリービレッジでレンタルもあります。この楽しみは水量の多い時期だけ。(2001.5/31)
なかなか優雅でしょう!ハーフドームやヨセミテ滝など川からのビューポイントが次々と現れます。(2001.5/31)
ときには岸辺にボートを寄せて、水遊びです。(2001.5/31)
「あこがれの」アワニーホテルのメインダイニングで、はじめて朝食をとりました。雰囲気を楽しむだけなら朝食で十分かも。(このホテルは夕食はドレスコードがあります。)(2001.6/1)
グレイシャーポイントです。(2001.6/1)
ミストトレイルのハイキングで、ヴァーナル滝の上まで上がりました。水しぶきを浴びて気持ちよかったです。この時期ならではのハイキングですね。(2001.6/2)
日本+ベイエリアの友人たちとキャンプディナー。大勢で楽しみました。(2001.6/2)
★関連ページ
ヨセミテ国立公園内での宿泊
■Mariposa
Mariposaは公園ゲートまで距離があるが、なかなか趣のある田舎町。ヨセミテ渓谷への定期バス(YARTS)もある。
Best Western Yosemite WayStation
Comfort Inn Mariposa
Little Valley Inn
■Fish Camp
公園南ゲートまでは数分。マリポサグローブもそこから15分ほど。ただしヨセミテ渓谷までは1時間少々かかる。ホテル発着のヨセミテ渓谷行き日帰りバスツアーがあるが、ホテルまではクルマが必須。Tenaya Lodgeのほか数軒のB&Bがある。
Tenaya Lodge 高級なリゾートホテル。屋内・屋外のプールやジムなどもある。
*作者注、テナヤロッジは2001年、公園内のホテルを経営するYCSの親会社によって買収された為、現在は経営統合されている。YCSのページからも予約が可能。
■Oakhurst
Comfort Inn Oakhurst
南ゲートから約30分の麓の街。Oakhurstはモーテルも数軒、大きなスーパーマーケットもある。ただしここからヨセミテ渓谷までは1時間30分はかかるだろう。バスの便はない。
■Tioga Pass
Tioga Pass Resort
公園東側のタイオガ峠ゲートを出て2マイルの所。森の中のコテージだが標高は3000m近い。Tuolumne Meadowsにも近く、ハイシエラを満喫できるロケーション。
■Lee Vining
公園東ゲート(タイオガ峠)まで約20分。モノレイク湖畔の小さな町。夏期のみヨセミテヴァレーとの連絡バス(YARTS)がある。
Best Western Lakeview Lodge
Murphey's Motel
Tioga Lodge
EL MONO MOTEL
■Mammoth Lakes & Mountains
ヨセミテの東側、マンモスレイクはスキーリゾートとしても有名で、ホテル、コンドミニアム、ロッジなどたくさん宿泊施設がある。。タイオガ峠ゲートまではクルマで40分ほど。夏シーズンにはヨセミテヴァレーとの連絡バス(YARTS)が出る。
Mammoth Web
(2002年現在。"The Complete Guidebook to Yosemite National Park" Steven P. Medleyによる)
■開設:1890年10月1日
■面積:748,542エーカー(1,169平方マイル 3,029平方キロ)うち94%がウィルダネスエリア
*東京都(2,102平方キロ)の約1.5倍。京都府(4,612平方キロ)の約3分の2。
■キャンプサイト数:1,445
■宿泊室数:1,729室
■舗装道路延長:360マイル(576km)
■ハイキングトレイル:800マイル(1,280km)
■野生動物種類数:両生類と爬虫類40、鳥類242、魚類11、哺乳類77
■植物種類数:開花植物1,400、樹木37
■最高ピーク:Mt.Lyell(ライエル山)13,114フィート(3,997m)
■公園の地理的中心:Mt.Hoffman(ホフマン山)
■舗装道路の最高高度:タイオガ峠 9,941フィート(3,031m)
■おもな湖:318 (うち魚の棲息している湖127、棲息していない湖191)
■川の総延長:880マイル(1,408km)
■道路の最大制限速度:時速45マイル(72km/h)
ヨセミテ国立公園はアメリカ・カリフォルニア州のほぼ東端にあり、サンフランシスコから直線距離で約260キロメートルのところに位置している。南北に約80キロ、東西に約65キロ、面積にして3,029平方キロメートルという広大な敷地をもち、これは東京都の約1.5倍もの面積である。
公園観光の中心は地図の中央やや下にあるYosemite Valley(ヨセミテ渓谷)である。ここにはヨセミテ滝をはじめとする数々の滝やハーフドーム、エルキャピタンなどの巨岩などみどころが集中する。またホテル、ロッジ等4つの宿泊施設とキャンプ場等もあり、まさにヨセミテ観光の中心地と言える。
公園を横断するハイウエイ120号線は別名タイオガ・ロードとも呼ばれ東へ行くにしたがって徐々に高度を上げ、公園東端のタイオガ峠は標高3000メートルにもなる。途中にはハーフドームを背後から眺望するOlmsted Pointや美しく澄んだ湖Tenaya Lake、公園内で最も大きな草原Tuolumne Meadowsなど、素晴らしいドライブコースとなっている。また沿線からは数々のハイキングトレイルがあり、3000〜4000m級のピークや、渓流、草原、湖などをめぐることができる。
公園の北半分へのアプローチは難しい。Hetch Hetchy(ヘッチ・ヘッチー)渓谷に車道がついている他は徒歩によるしかない。(ここにはダムが造られ、サンフランシスコ市の水源となっている。)
公園南部の観光の中心はWawona(ワワナ)である。公園南ゲートから近いMariposa Groveにはジャイアントセコイアの巨樹群があり、ヨセミテ渓谷と並ぶ公園観光のもうひとつのハイライトである。
冬期には140号線、41号線を除き多くの自動車道が通行止めとなるので注意してほしい。これらのすべてのエリアに行けるのは5月下旬〜10月下旬の間であろう。
カシドラルピークをめぐるハイキング
今回は、3名の同行者に加えて小学校2年生になる息子、悠希が一緒にいく。彼は3年ぶり2回目のヨセミテだが、キャンプは初めて。さてどうなることやら。
8/21(月)
大阪伊丹から羽田。さらにリムジンバスに乗り成田空港から出国。サンフランシスコへ。
エイビスでレンタカー(ミニバン)借り出し、一路バークレーへ。
セール中のSierra Designsでダウンベスト。R.E.I.バークレー店で寝袋、マットなどを買う。
(友人宅泊)
8/22(火)
オークランドに先週にオープンしたばかりの"Chabot Space & Science
Center"を見学。
(友人宅泊)
8/23(水)
朝のラッシュアワーを避けるため6時に友人宅発。ベイブリッジ混雑しているが、まだそれほどでもない。
フォートメイソンのユースホステルへH君を迎えに行く。
8時ユニオンスクエアのクラウンプラザへNさんを迎えにいく。ここまで順調。
再びベイブリッジを渡り、580号でカストロバレーへ。BARTのカストロバレー駅前で10分遅れでKさんをピックアップ。
その後も120号線を順調に走り、12時には国立公園ゲートに到着。
クレーンフラットの森の中でランチ。
120号線(タイオガロード)さらに東へ向かいTuolumne Meadowsキャンプには2時30分に到着。
8/24(木)
2日目で少々キツイのだが、バッドレイクとカシドラルピークをめぐる日帰りハイキングにでかける。
バッドクリーク、バッドレイク(ここはオバタチウラが描いた湖)そしてカシドラルレイクを回って帰る。
Budd Lake
この日はみな疲労こんぱい。
元気な人は夕方のレンジャープログラム"Music for Parks"へ出かける。
8/25(金)
リーバイニングへ降りる。ランドリーで洗濯の間に近くのショップを見て回る。
モノレイク・ビジターセンター。
ゴーストタウンBODIEまで足を伸ばす。遠かった〜。
BODIEの町並み
夜はいつもの通り、火を焚いて、ビール飲んでお話し。悠希は焚き火をいじっていると元気。
キャンプファイヤー
8/26(土)
早朝雨
845発
ゲイラーレイクスへの半日ハイキング。途中レンジャープログラム一行と出会う。
Granite Lake
1320帰着
ハンバーガー食べてLyell Fork川で水浴び。悠希は川で大あばれして遊ぶ。
スポーツショップで偶然Mさん(東京の中学校の先生)と出会う。前に山梨で会ったことがある人。
キャンベルの野菜スープ+アルファ米でリゾット おいしかった。
夕方のレンジャープログラムに参加。"A Place for Music"オーケストラにいたことのあるレンジャー、マーガレットのフルートのプログラムだ。
これは夏のTuolumneの定番プログラム。
この日は快晴で西の山に日が落ち「サイコー!」
レンジャープログラム"A Place for Music"から
8/27(日)
6時30分出発でヴァレーへ降りる。お湯の出るヨセミテロッジで洗面、カフェテリアで朝食。エルキャピタン、トンネルビューを経てグレイシャーポイントへ。
降りてきてカリービレッジのピザで昼食。スモールでもでかい。(3人分はいける)
ここで解散自由行動。
ヴィレッジに移動し、お土産を物色。Nさんとアワニーホテルへ行き、テラスでビール。(おきまりのコース)
17時デリ前で集合。おなかが空いていないので、デリでサンドイッチとサラダを買い、帰路につく。
19時帰着。ビール、ジントニックで酒盛り。
8/28(月)
キャンプ撤収。9時20分に出発。
1420カストロバレー。その後、皆をバークレー、サンフランシスコに送り届け解散。
この日はサンフランシスコ・ジャパンタウンで夕食。
8/29(火)
8/30(水)
レンタカー返却し、UA809で関西空港へ。息子と二人ビジネスクラスへアップグレードでリッチな気持ちで帰国。
息をのむ雄大な渓谷、視界からはみ出す巨岩、年輪を重ねた巨樹、青空と草原のコントラスト、いきいきと過ごす野生動物、落差700mもの大きな滝、心のなかに直接何かが響いてくる…。
ここは先人達が地球の不思議さ、大切さを学ばせるために私たちに残してくれたインターナショナル・パークです。
ヨセミテ国立公園は、アメリカ・カリフォルニア州シェラネバダ山脈内にある、アメリカのなかでも最も人気の高い国立公園の1つです。広さは東京都の1.5倍。世界一の一枚岩エルキャピタン、ハーフドームなどの壮大な風景のヨセミテ渓谷、世界一の大きさと寿命をもつジャイアントセコイアの樹があるワワナ、そして高原地帯、山岳地帯などその広大なエリアには多様な環境があり、その自然を保護するためのさまざまなシステムがあります。また国立公園の自然史についてあらゆる角度から説明する「レンジャー」と呼ばれる人たちがいます。
大自然の中といっても、ホテル並みのサービスもあります。徒歩はもちろん、自転車や乗馬によって遊歩道を訪れることもできます。絵や写真などに没頭してみるのはいかがでしょう。あまり体力に自信のない方でも、さまざまな楽しみ方、ご自分のペースに合わせた行動ができるように配慮されています。
自然のなかにたっぷりと浸りたい方。地球の力、時間の力、生命の力を感じたい方。人間の英知や技術を超えた地球の創造主の力を感じたい方。一度たっぷりと時間をかけてヨセミテを訪れてみられることをおすすめします。
写真撮影:西村仁志
★関連ページ
ヨセミテ国立公園近隣の町での宿泊
しかし実際に予約を試みてみると、たいていの場合「全く空室無し」か「カリービレッジのテントキャビン」もしくは「ワワナホテル」しか出てこない可能性が高い。アワニーホテル、ヨセミテロッジ、カリービレッジのバス付きキャビン等を押さえるのは「至難の業」であることがわかる。
■予約を成功させるヒントは
・1年前から計画し、予約を入れる。(予約は366日前からの受付)
・週末を避け、ウィークディに日程を合わせる。
・週末を日程に入れる場合には、到着日を月〜木にする。
・代案をつねに用意しておく。(施設、日程)
・直接でだめなら日本の旅行代理店を通じて予約を入れてみる。
・宿泊のみの予約を諦め、カリフォルニア・パーラーカーツアーズの1泊もしくは2泊のツアーに参加する。
公園内がイッパイでもう予約が取れないという状況で「テントキャビンはイヤ」「やっぱりバス付きタイプの部屋でないと」という方は公園ゲート近隣の町(El Portal、Mariposa、Fish Camp)などに宿をとってはいかがだろうか。ただしその場合にはレンタカーが必須であると考えた方がいい。
公園外なら、宿の種類は小さなB&B、コンドミニアム、リゾートホテルまでさまざまだ。ヨセミテ国立公園近隣の町の宿泊についてはこちらのページで。
キャンプ場の予約は国立公園局の直轄システムになっている。キャンプ場についての情報はこちらのページで。
以下「ホテル名」をクリックすると、詳細ページ(英語)にジャンプします。
●ヨセミテロッジ
公園内で一番大きく、フロントオフィス棟を中心に森の中にロッジが点在している。バス付き・なしの部屋がある。レストランやカフェテリア、ギフトショップ、コンビニストア、プールもある。
●アワニーホテル
アワニーホテル
格式の高いリゾートホテルで、上高地帝国ホテルのよう。メインダイニングでのディナー(要予約)は男性はジャケットにタイ着用、女性もワンピースやスーツなどが必須。ギフトショップにはアメリカ先住民民芸品が充実。宿泊しなくても一度は訪れたいところ。
●カリービレッジ
カリービレッジのテントキャビン
簡素な木造キャビン(バス付き、バス無しあり)やキャンバス地のテントキャビンが中心の宿泊施設。レストラン、ピザスタンド(お勧め)、コンビニストア等がある。テントキャビンは比較的空いていることが多いので狙い目。安いため若い人たちの利用が多く、夜でも賑やか(うるさい)で「浜茶屋」や「野戦病院」との形容もある。
作者注*
カリービレッジは渓谷の南側にあるので日照時間が短く、とりわけ秋〜冬〜春は冷え込みます。テントキャビンにはヒーターも付いていますが、夏以外の宿泊には防寒にお気をつけください。
それから「テントキャビンは大丈夫でしょうか」という質問がときどき寄せられるのですが、その質問は「サンフランシスコは安全な街でしょうか」というのと同じレベルの質問だと思います。つまりそういう質問をされること自体が私は心配なので、おやめになったほうがいいと思います。
●ハウスキーピングキャンプ
夏のみオープンのキャンバステントにベッドが4つ置いてある質素な(みすぼらしい)宿泊施設。共同シャワー、トイレ、コインランドリー、コンビニストア有り。家族利用者が多く、「下町の長屋」のようになんともいえない風情の漂う施設。
以上の4つが渓谷内の宿泊施設。
●ワワナホテル
ワワナホテル
公園南部のワワナにあり、ビクトリア調デザインの美しい外観の小さなホテル。前にはゴルフコースが広がる。ヨセミテ渓谷からはクルマで1時間ほどかかるが、ジャイアントセコイアの森マリポサグローブに近い。ヨセミテ2回目以降の方や渓谷内に泊まったあとここでもう1〜2泊なんていうのもお勧め。通年オープン。
●ホワイトウルフロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ツォロミーロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ハイシェラ・キャンプスシステム
ハイカントリーのGlen Aulin,May Lake,Sunrise Camp,Merced Lake,Vogelsangの5ヶ所にある小規模な山小屋(テントキャビン)システム。この5ヶ所はループ状になっており順に宿泊して回ることができ、その間は荷馬隊の背に荷物を預けていくこともできる。バックパックを背負うことなく軽装でバックカントリーに入れるため「通」の人間には非常に人気が高く、予約は抽選になっている。
●テナヤロッジ
このホテルは国立公園の外、南ゲートすぐのFishCampにある。ワワナ、マリポサグローブへは近い。2001年にYCSの親会社によって買収され、経営が統合された。
屋外屋内両方のプール、フィットネスジムなどもある高級リゾートホテル。通年オープン。
Kleiber(クライバー)
親父はクライマーだったので、育ちは日本の山の中。アメリカで言ったら、ロッキー近郊のような所。親父とキャッチボールをした記憶はなく、山で遊んでもらった記憶しかありません。
若い頃はクライマーでした。そして、医者の強い勧めがあり、2年前からヨセミテをジム代わりに歩き回っています。したがって、今はクライミングはやらないというのが原則ですが、もちろん森林地帯よりも岩が大好きです。
痩せたいと思っている方、ヨセミテを歩く事です。徹底して歩けば、5Kg10Kg簡単に落とせます。ただし、冬のリバウンドに要注意。
にしむらさんが『ヨセミテ国立公園大好き!』人間とすれば、私は『グランド・サークル大好き!』人間。こちらのペンネームはGould。アメリカを離れる時が来たら、『ヨセミテ国立公園大好き!』をコピーして、『グランド・サークル大好き!』を立ち上げようかと思ってます。今の最大の関心は、万難を排して、12月に『TheWave』に行く事。
アメリカで最も行きたいところは、もちろんマッキンレーの頂上。そして、夢はエベレスト最年長記録を塗り替える事。全盛期を超えるべく、少しずつ体調を回復させつつありますが、まだまだ長い道のり。日本の山しか知らなかった私には、世界は物凄く高いというのが、正直な実感。
すやまさん・吉野屋さんは、北カルフォルニアのサンノゼ地区にお住まいのようですが、私は南カルフォルニアのロサンゼルスに住んでおり、いくらドライブ好きでも、ヨセミテはとても遠い。したがって、ヨセミテ天然ジム通いは基本的に2週間に一度が限界です。
三人とも、データを管理するのが得意のようですが、直感だけで生きている私はデータ管理が苦手。したがって、皆様のお役にたてる機会も少なく、とても申し訳なく思っております。
さて、私にはもう一つ全く違った趣味があります。車も好きですが、車ではありません。ここまで読んでピンときた、南カルフォルニア在住の同好の方、連絡お待ちしております。