
マウント・ホフマン頂上にて
この日2回目の朝9時30分、サンフランシスコに無事到着。レンタカーを借り出して駐車場に停め、まずはマーくんが関西空港から到着。そして国内線でロスアンジェルスから到着のヒロミちゃん、ミホちゃんを出迎え。3時間遅れのケンちゃんを皆で食事をしながら待ち、ついに午後3時まえに全員集合してバークレーに向かった。
アウトドアストアR.E.I.で買い出しのあとホリデイインエキスプレスにチェックイン。
朝起きて7時、同室のケンちゃんとロビーに朝食に降りる。コーヒー、ジュース、マフィンやドーナツ。8時出発の約束をしているがあと3人はいつまでたっても降りてこないので内線電話してみるとまだ寝てた。(6月一緒に行ったIさんもそうだったので必ずモーニングコールしないとね)
出発はやや遅れて8時10分。ほぼ予定通り1200クレーンフラットのガソリンスタンドに到着し昼食。
タイオガロードに入り、オルムステッドポイント、テナヤ湖、ビジターセンターにストップして、1430 ツォロミーメドウズキャンプ場にチェックインした。
テントを設営して、ほっこりとしていたら赤色の4WDがサイトにやってきた。マリコさんとボーイフレンドのタカさんだ。(ふたりとも20代)5月頃からぼくにメールをくれていて、今回はサイトを訪ねて来ることになっていた。
全員の紹介をして、いろいろ長い話をしていたらもう夕方。マリコさんとは翌日ハイキングに一緒に行く約束をして二人は下山。ストアに食料やビール、薪を買いだしに行く。
この日はキャンベルの野菜スープ。夜は焚き火を囲んでみんなでしりとり大会。寒いな〜。7度くらい。
6時に起床してお湯を沸かしていたら、タカさんに送られてマリコさんやってくる。タカは仕事でヴァレーへ。マリコさんも一緒に朝食を食べる。マンモスには唯一のスーパー「ボンズ」があって、その話をいろいろしてくれる。
今日はモノパスへのハイキング。マリコさんは話好きで、皆といろんな話が弾む。ぼくのこともえらく持ち上げてくれる。(「にしむらさんは京都のジョンミューアです。」)
景色がきれいで高低差の少ない楽なコースで、2日目の小手試しには最適。
昼食後、峠を越えてモノレイクを望むポイントまで歩く。
1500に帰着。ライエルフォーク川の水浴びの場所とやり方もみなさんに伝える。(今回はキャンプサイトが川に近い)今回はゴーグルがあるので潜ってみると綺麗なニジマスがつかめそうなところにたくさんいた。
なんとこの日はショップが停電で閉鎖。こまった。もう薪もないし。タイオガパスリゾート(クルマで15分)に買い出しに行く。
1830からマーガレット・アイズラーのフルートのレンジャープログラムに皆で参加。参加者は毎年は多くても20〜30人ほどだが、今回は50人以上いた。すごい人気!
サンセットとフルート演奏に感動していた。
キャンプサイトに戻って、皆一緒に夕食。タカも仕事を終えて合流。今日ガイドのプログラムで使ったというブラックベアの皮を見せてもらう。
火を囲んで、みなでしりとり。
今日は朝から麓の街リーバイニングでお洗濯と買い物。またまたマリコ&タカと1130にモノレイクのビジターセンターで待ち合わせ。モービルガスステーションで一緒にランチを食べた後、モノレイク湖畔を見に行く。ハエが水面に黒々といる。「ケンちゃん、あそこに浮いて」と女の子達は容赦ない。
マリコ&タカは明日からサンフランシスコへ行くということで、ここでお別れ。ありがたいことに薪をたっぷりといただいた。
午後は休息、昼寝、川遊びなど自由。
なんと夜2130にカズさんグループが隣のサイトに到着。彼らの分もサイトを予約しておいたのだ。カズさんご夫妻のほか友人含め計7名。大騒ぎしてテント3張たてて就寝。
今日はマウントホフマン行き。朝ご飯と片づけを簡単に済ませて、0800に出発。0820メイレイクの駐車場にクルマをとめ、まずはメイレイクをめざす。0850到着。(結構早い)
休憩を終えて0900にまた歩き出す。皆なかなかの健脚でバテる人がいない。3度ほどの休憩だけで1030にあっさり頂上に着いてしまった。(このペースは後日私のハイキングの師匠もびっくりしていた)
ここから見るとヨセミテ渓谷は山火事の煙が充満している。その向こうでは4ヶ所程から煙が上がっているのが見えていた。
ほんとは頂上でランチと思っていたが、これではキャンプに帰れてしまう。早く帰ってメドウのグリルでハンバーガーを食べようという提案をしたら、みんなもそうしようということになり急ぎ下山。
午後はまた川遊びその他。
夕食はカズさんグループと合同。こちらは焚き火でチキンを焼くのとシーザーサラダ。カズさんグループはパスタやカレーほかいろいろ。途中ケンちゃんがサンセット見に若者たちを連れて行く。帰ってきたらまた食べて、こんどはスターウォッチングに出かけていく。その間ぼくはワイン飲みっぱなし。
残り日程が少なくなると、みな早朝の時間も惜しんで散歩に出かけている。ケンちゃんはもうどこか山の中に消えている。
ちょうど出るタイミングが合い、ミホちゃんと川をさかのぼる散歩へでかける。帰ってきたらヒロミちゃんがコーヒー入れてくれていた。うれしー。
今日はヨセミテ渓谷へ。タイオガロードを下っていくと、「わー」っと歓声が上がるところでも、なんと煙っていて何がなんだかわからない。降りきってトンネルビューまで上がり、クルマを降りるが、またまた何にもわからない。「ほんとはここから、こんな景色が見えてね」って言っても始まらない。ひどいもの。
ほんとはグレイシャーポイントへと思っていたがこれはキャンセル。
まずはブライダルベール滝をみて、(6月と比べるともう水量はチョロチョロ)、クルマをカリービレッジに置いてハッピーアイルへ。調子が良ければヴァーナル滝の下まで行こうかなと思ったが、いまいち皆の士気があがらない。「さきにピザ食べよう!ごちそうします。」ということでカリービレッジに戻る。
おいしいピザだったが、またまた士気が上がらない。
どうも暑いのと、景色が良くないのと、人が多いこと。それもいかにも観光客っていう人びと。ツォロミーの涼しさやハイカーやキャンパーの素朴さにすっかり慣れてしまうと、ヴァレーはいかにも俗世間なのだ。
そんな中ヨセミテ・ミュージアムではいい出会いがあった。いつもなら先住民のおばさん(ジュリア・パーカーさんとか)がかご編みの実演をしているところで、この日はレンジャーのシェルトン・ジョンソンが民族楽器の笛を何種類も持ってきて解説しながら吹いていたのだ。いろいろやりとりもして、楽しい出会いだった。
いちおうビジターセンター、アンセルアダムスギャラリー、ビレッジストアと一巡して、アワニーで休憩。ミホちゃんが「私たちのキャンプに帰ろう」という。やっぱりここに居場所がないのだ。
すこし空気が澄んできたので、エルキャピタンを見た後、もういちどトンネルビューを見に行く。こんどはバッチリだった。良かった。
夕食はキャンプに帰ってから、デリで買ったサンドイッチを切ってみんなで分けて食べた。
また皆早起きで、どこか朝のお散歩に。今日はメドウの真ん中で朝焼けを拝む。もうこれで最終日。
残りの食料を食べきって、食器やコッヘルも後片づけ。シュラフやテントもたたみ、荷物をまとめる。
結局出発は1000になってしまった。カズさんグループも。
途中オークデールのマクドナルドで昼食。1500バークレーの師匠宅に一同立ち寄ってお茶をいただきながら5日間の報告。そしてベイブリッジを渡ってサンフランシスコへ。ミヤコインのチェックインは1600だった。
1700 友人のオサム&アキコ夫妻日本よりミヤコインに到着。彼らは翌日からモントレー&ヨセミテへの旅だ。ジャパンタウンの中華料理屋で皆で夕食。あとでカズさんグループもやってきて総勢なんと14名になった。
カズさんグループを送り、翌日の朝ご飯を買い出しにスーパーへ。