2004年08月 アーカイブ

2004年08月28日

Tuolumne Meadowsの夜明け

yoake.jpg

2004 AUG.キャンプ最終日8/26の朝のお散歩で出会ったシーンです。すばらしい天気でした。
太陽の上は飛行機雲です。

投稿者 nishimura : 23:53

2004年08月27日

執筆者グループのOFFミーティング

8/21〜26のTuolumne Meadows5泊6日のヨセミテ行きも無事打ち上げた後、8月27日夜シリコンバレーSunnyvaleのブリュワリーでこのサイトの執筆者グループのOFFミーティングが行われました。小林さん、吉野toshiさんご夫妻、ヨシエさん、すやまさん、そして私にしむらの6名でした。初対面の組み合わせも多く、ヨセミテの話あれこれに花が咲きました。

東海岸まで再び北米大陸を往復して京都に帰宅しました。(サンノゼ−ボストン便では、「終電に乗った酔っ払い」状態でRed eyeフライトでした。)ともあれ、たのしいひとときをありがとうございました。セッティングしていただいた小林さんに感謝です。

投稿者 nishimura : 22:10

ヨセミテ切手

MT_stamp.gif

www.stamps.comでは自分のデジタルphotoを使った切手を作成してもらえます。
ヨセミテ観光の記念に1シート(切手20枚)作ってみては如何でしょう。

総費用は37セント切手(US国内)シートが17ドル、
83セント切手(日本へのクリスマスカードなど)シートならば28ドルです。

投稿者 toshi : 13:06 | コメント (2)

2004年08月26日

ヨセミテ・ワイン

yosemitewinesweb.jpg
以前、としさんが「ヨセミテ」ラベルのワインを紹介されていました。この写真は、ヨセミテ公園内カリー・ヴィレッジのギフト・ショップで売られていたワインです。ここでは、メルローとシャルドネの2種が売られていましたが、造っているのは、ナパ・ヴァレーはラザフォードにある、ラウンド・ヒル・ワイナリーです。残念ながら、買うことはできませんでした。

2004年08月19日

地球温暖化のカリフォルニアへの影響

地球温暖化はカリフォルニアでも深刻です。今朝のカリフオルニアレポートでとりあげられていましたが、コロラド川沿いの土地では過去500年間で最悪の干ばつで、この川から水を得ているネバダやアリゾナ州ではすでに厳しい給水制限が施行され、ロサンゼルスの制限も時間の問題。通常5年分の水を溜めているレイクミードでは、その貯水量はわずか50%に減少しています。
シエラのスノーパックの減少に伴い、サンフランシスコもいずれ影響を受けるでしょう。
ヨーロパでもアイガーのレギュラールートは、氷河の消滅にともない、これまで固定されていた岩や土砂が崩れ落ちており、登攀不可能となっているなど、世界的に深刻な状況がうかがえます。
CNNにも同様のレポートがありました。
http://www.cnn.com/2004/TECH/science/08/17/environment.california.reut/index.html

2004年08月17日

グレイシャーポイント

Glacier Point Vista

gp3.jpg

 カリービレッジの真上、980mの崖の頂上がグレイシャーポイントです。ここからは氷河作用によって形成されたヨセミテヴァレーを見下ろし、ハーフドームが正面にそびえています。
 グレイシャーポイントへの自動車道路は5月中旬から11月頃にかけてのみオープンしています。また「4マイルトレイル」を使って徒歩で上がることもできます。

投稿者 nishimura : 00:34

2004年08月12日

Echo Ridge

MT_EchoRidge.jpg
Cathedral PeakやUnicorn Peakといった尖峰に目を奪われてしまいついつい
見逃してしまう山です。しかしながらTuolume Meadows付近での最高峰であり、
その頂上からの360度の景色は必見です。アプローチもかなり短く、
余裕の日帰り登山ができます。
【標高】11,168ft
【ルート】西稜ルート:2級。
Budd LakeからEcho Peak群とEcho Ridgeの間の鞍部に登り、西稜を辿って上る。
(「The High Sierra」 R.J. Secor著より)。
【コメント】Tioga Road沿いのCathedral Pass トレイルヘッドからJMTを南に0.5Kmも進むと
Budd Lakeトレイルの分岐点につきます(非公式トレイルなのでサインはありません)。
このトレイルを辿りBudd Lakeへ向かいます。Budd Lakeからはクロスカントリーで
Echo RidgeとEcho Peak群の間の鞍部を目指します。この上りはオレンジ色のザレ場で、
かなり踏み跡が残っています。鞍部からは稜線伝いに頂上を目指します。
最後の20〜30メートルほどがやや切り立っており少し緊張するかもしれませんが、
Mt. Hoffmannの岩場よりは傾斜も緩く簡単です。
【写真】Budd Lakeの北西300メートル付近から見た
Echo Ridge(左)とEcho Peak群(右)。鞍部はEcho Peak群のすぐ左横。

投稿者 toshi : 14:00 | コメント (4)

2004年08月11日

ハーフドーム親子三代同時登頂

8月7日に、Yosemite Monthlyのすやまさんがご両親とご子息2人とともにハーフドームに登頂されたそうです。親子三代同時登頂です。(三浦雄一郎一家みたい。)
おめでとうございます。

投稿者 nishimura : 00:24

2004年08月10日

シャトルバス・バス停の改善工事

NPSのDairy Reportによると8月2日から、ヨセミテヴァレー内のシャトルバスのバス停の改善工事が始まっているようです。サインやベンチ、日除け屋根や照明などなどの改善がされるようです。工期は120日以内ということですから12月上旬までということですね。

The National Park Service intends to improve ten bus stops (nine existing, one new) along the existing Yosemite Valley Shuttle bus route, including roadway paving,granite curbing, concrete passenger platforms, wooden shelters, site furnishings, lighting, signage, and minor site demolition, grading, drainage and landscaping improvements. Phase 1 shuttle bus stop locations include Sentinel Bridge, Visitors Center (2), Happy Isles and Mirror Lake in Yosemite Valley. On August 2, 2004 Simons Construction will start construction and complete the work within 120 days. Construction equipment will be staging at the Mirror Lake Site beginning Monday, August 2, 2004.

投稿者 nishimura : 22:06

2004年08月08日

ビジターセンターへ行こう!



Yosemite Valley Visiter Center

年中無休。開館時間は夏期午前8時〜午後7時、秋〜春は午前9時〜午後6時あるいは5時。

ヨセミテヴァレーのビジターセンターには公園内のあらゆる情報が集まっています。レンジャーも常駐して、訪問者からのいろんな質問に答え、情報提供が行われています。

カウンターの下には200種を超えるパンフレットが常備されていて、ビジターの質問や知りたいことに応える形で手渡されます。(必要な人に、必要な情報をという考え方)「日本語の資料がありますか」と尋ねてみてください。用意されていますよ。
ハイキングの前にはコースの状況などをぜひ質問してみましょう。

ブックストアはYosemite Associationによって運営されています。この協会は民間非営利の団体で、ヨセミテに関するさまざまな良質な出版物を発行しています。会員になればブックストアで15%の割引、アンセルアダムスギャラリーで10%の割引が受けられます。

展示コーナーはやや古めですが、20分もあれば一通り見られるのでおすすめ。またビデオもつねに上映されています。

奥の出口から出るとシアターの入り口があり、昼間はヨセミテ国立公園についての映像"Spirit of Yosemite"を定期的に上映しています。夜にはドラマやバンド演奏などがあるので、演目とスケジュールをYosemite Todayで確認しておきましょう。

公園内にはハイシエラのTuolumune MeadowsにもVisiter Centerがあります。ハイシエラに行かれたらこちらもぜひ訪ねてみてください。

投稿者 nishimura : 09:43

2004年08月07日

ヨセミテへ何を持っていく?

ヨセミテロッジやアワニー、カリービレッジなどのホテル泊を前提に、日本からの持ち物を考えます。サービスや設備は日本の普通のホテル並みと考えてください。また冬季には防寒装備が必要です。

●お金
ヨセミテ国立公園内ではクレジットカード、トラベラーズチェック、現金、何でも使えます。しかし少額の買い物、小さな売店では現金しか利用できないこともあります。
(またトラベラーズチェックは使用の際にパスポートの提示を求められることがあり ます。)
ATMマシンはヨセミテヴィレッジ(アートアクティビティセンター隣、ヴィレッジストア内)、ヨセミテロッジ(フロント棟内)、カリービレッジ(ギフトショップ内)、ワワナ(ストア内)、ツォロミーメドウズ(ストア内)にあり、クレジットカードからのキャッシングも可能です。

●語学について
ヨセミテ国立公園内は少し日本語の看板、パンフレット等もありますが英語が主体です。
語学が不安な方は、現地での自由行動の時のために辞書や、対訳のついた英会話の本などを持参されるといいでしょう。しかしホテルフロント、レストランやツアーデスクなどのサービス業従事者や国立公園レンジャーと話す場合、たいていの場合そう困ることなく過ごせるはずです。

●安全対策
ヨセミテ国立公園内の治安は一般的なアメリカの大都会と比較して「かなり良い」ですが、パスポートのほか現金、クレジットカード、トラベラーズチェックなどの貴重品は各自で責任を持って厳重に管理してください。(貴重品預かりはホテルフロントのみ。各部屋にはありません。)
逆にヨセミテからサンフランシスコやロスアンゼルスに戻ったときには、ヨセミテで ゆるんだ気を引き締める必要があります。
ケガ、病気、盗難などのためにあらかじめ海外旅行保険に加入しておかれることをおすすめします。
診療所はヨセミテヴィレッジからアワニーホテルに向かう途中にあります。クレジットカードやトラベラーズチェックでの診療費支払いも出来、また帰国後の保険給付金支給に必要な書類も整えてくれます。

●持ち物
(一般的な海外旅行の持ち物の他にとくに必要なもの)
山登りやテントを使ったキャンプをするわけではなくても、ヨセミテ国立公園は自然に囲まれた場所です。そのための服装、携帯品も下記を参考に持参されるといいと思います。とくに夏のヨセミテは日中陽射しはかなり強く、かなり乾燥していてホコリっぽいので、その対策をお勧めします。逆に朝夕はかなり冷え込む場合もあります。

ただしヨセミテ渓谷内にはアウトドアショッブやコンビニエンスストアもあり、もし忘れ物があってもなんの不自由もありません。

★動きやすい服装
夏期には半袖短パンで大丈夫です。時間帯や気候にあわせて長袖、長ズボン。朝晩はかなり冷えますので、セーターやジャケットも必須です。
もし、アワニーホテルでのディナーを予定しておられる方は女性はワンピースやスーツ、男性はジャケットにネクタイ着用です。お忘れなく。(そんなものには無縁の方はこれらは全然不要です。)

★歩きやすい靴
ハイキングを予定されている方は軽登山靴やトレッキングシューズが適しています。新品の場合は 履き慣らしてからお持ちになることをおすすめします。もう1足は夏期だったらアウトドアサンダル(かかとの締まるもの)でもいいと思います。カリービレッジやキャンプ場泊などで共同シャワーを使われる方はビーチサンダルが必携です。

★デイパック
一日に必要なものが入り両手を空けることのできるデイパックは必需品。
日本より安くで買えるのでおみやげ代わりにヨセミテで買ってもいいかも。

★雨具
夕立ちに備えて、できれぱ上下が分かれているセパレートタイブのレインコート。軽量の折りたたみ傘も併用すると完璧です。

★日照・乾燥対策
日除け帽子、サングラス、日焼け止め、リップクリーム、スキンケア用品など必須です。帽子やサングラスはおみやげにも適していますのでヨセミテで購入しても良いでしょう。

★虫対策
初夏のシーズンには水辺や木陰で蚊に悩まされることがあります。気になる方は「虫よけ」等をご持参されることをおすすめします

★水分補給
夏期は日中乾燥しているため汗はすべて蒸発しますので水筒は必需品です。丸一日のハイキングでは2〜4リットルもの水分補給が必要といわれています。でもそんな大きな水筒はありませんね。売店でPETボトル入りのミネラルウォーターが売られていますのでそのまま持ち歩いたり、水筒に移しかえたりしながら使います。

★懐中電灯
単3電池×2位の小さいものでいいです。夜間の外出には必需品です。またハイキングの際にも緊急時に備えデイパックに入れておきましょう。

★救急セット
簡単な救急用品(バンドエイド等)と常備薬。初夏には蚊が多いので虫よけやかゆみ止めも。

★筆記用具
メモとペンがあればいいです。

★その他各自の興味に応じて
カメラ、スケッチ道具、双眼鏡などを持っていきましょう。



持ち物に関するQ&A集

Q1.荷物はスーツケースに入れてきていいのでしょうか?大きなザックが必要ですか?
飛行機とクルマ、そしてホテル間での移動でしたら海外旅行用スーツケースで十分です。ホテルではポーターもいます。ザックや大きなダッフルバッグなど、何でもOKです。

Q2.洗濯はできますか?
ヨセミテ渓谷内にはHouse Keeping Campにコインランドリーがありますが、ヨセミテロッジ・アワニーホテルからはシャトルバスに乗らねばならず不便です。下着、Tシャツ、靴下などはバスタブで洗ってしまうこともできます。洗濯ロープがあると便利でしょう。

Q3.カメラフィルムやデジカメ用のメディアは手に入りますか?
ご心配なく。フィルムはホテルのショップで買えますし、ヨセミテヴィレッジの「アンセルアダムスギャラリー」にはスライドフィルム、モノクロフィルムなど特殊なフィルム、デジカメ用のメディアも揃っています。しかし日本で買ってこられるほうが割安でしょう。

Q4.お湯は手に入りますか?
残念ながら、ヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジでは部屋に湯沸かしポットがついていません。部屋でコー??ーやお茶を楽しまれる方は旅行用の小さな電気ポットを持参されることをお勧めします。
飲用のお湯を入手するには手段があって、カフェテリアのコーヒーコーナーはおかわり自由のセルフサービスですから、そこで飲用の熱湯が出ます。(店員に文句言われても責任はもちませんが。)

Q5.日本食が切れると生きていけないのですが?

そういう方は日本のアウトドアショップでフリーズドライのお粥、アルファ米(お湯を入れて20分待つとご飯になる)などを買い、ヨセミテまで持っていきましょう。
Q4の方法でお湯を入手してつくります。味付け海苔や梅干しや佃煮類なども持っていくと元気百倍でしょう。

Q6.アルコールは?
ホテルやビレッジのストアではビール、ウイスキー、ワイン、リキュール類までなんでも手に入ります。ただし冷蔵庫は部屋にはついていません。氷がホテルの"ICE"のサインのところで手に入ります。氷用のプラスティック容器が部屋(ヨセミテロッジのみ)にありますので、飲み物に入れたり、冷やしたりはこれを使います。
ビールはおいしい地ビールがありますのでお楽しみください。(私からは"Sierra Nevada Pale Ale"と"Anchor Steam"がお勧めです。)バドワイザーやミラー、クアーズなどもありますが。。。

Q7. 自炊やBBQはできますか?
ヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジには自炊設備はありません。ヴァレー内には「ピクニックエリア」が数ヶ所あり、そこでの自炊はOKです。小さなBBQグリルが設置されているところもあります。ただしシンクのついた調理場やかまどのようなものはありませんのでご注意ください。

Q7. 電子レンジはありますか?
ヨセミテロッジのカフェテリア、ショップには電子レンジがあります。

2004年08月01日

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山に行くと、いかにもアメリカンな朝食が食べたくなります。
卵は、スクランブル、サニーサイド(目玉焼き)、オーバー・イージー(半熟両面焼き)等
自分で指定ですが、ブレックファースト・ミートは大抵、ベーコン、ソーセージ、ハムの
中から選択です。日本からの訪問客の方に一番人気ないのがハムですが、
これは恐らく、あの薄切りのぺらぺらハムを想像されているせいかなと思います。
ところが、この「ハム」たるや、ハム・ステーキと呼ぶのが適当で、厚さもかなりのもの。
写真は、マンモス・レイクスの街にある「ストーヴ」という店のハムですが、横の
タバスコ瓶と比べても、その大きさ・厚さにはムムムと唸らされます。
歯ごたえよく、大抵おいしく、切って同席者に分けられる、そして
店の特徴が出やすいのも、このハム、ということで、いつもハムを選んで
出てくるのを楽しみにしています。