ロイヤルアーチ

Royal Arches Vista


上からは浸蝕され、下からは岩の湾曲で押し上げられたことによってアーチ状に形成された不思議な岩です。 

センティネル橋から望むハーフドーム

Half Dome Vista from Sentinel Bridge



ヨセミテヴァレーからハーフドームを眺望する数々のポイントのなかでも、ここは前景にマーセド川が入ることで有名です。夕陽で赤く染まる時刻には橋の上にいくつもの三脚が立ち並びます。
シャトルバスで「センティネル・ブリッジ」で降りてすぐです。

ハーフドーム

Half Dome Vista




 ハーフドームは谷底から1488mの高さでそびえ立っています。
 ハーフドームはもともと丸いド−ムで、ヨセミテヴァレーが氷河におおわれる前はもっと大きかったと思われますが、氷河は頂上までは届いていなかったようです。
 この写真でもわかりますが、岩の表面の陰影が、左を向いている先住民の顔のように見えます。

TuolumneとMerced水系

現在のヨセミテ国立公園は二つの水系で成り立っています。北はTuolumne、南はMercedです。この二つの川は西方に流れ、セントラルバレーでSan Joaquin川に合流します。この二つを分ける分水嶺は、地図上中央を東西にはしる太い緑線で示されています(赤線はTioga Road)。左側の黄色い○はHetch-Hetchy湖です。川を東に辿っていくと、Tuolumne大渓谷を抜け、Tuolumne Meadows(右側黄色○)にいたります。キャンプ場そばを流れる川のー水源は、公園最高峰のMt. Lyell(白△)にあります。一方、ヨセミテ渓谷(赤○)はMerced水系に属します。Mt. Hoffmann(赤△)も同水系に属し、その北側の水はYosemite Creekを伝い、Yosemite Fallsから渓谷に放出されます。Tenaya Lakeの水もヨセミテ渓谷へと流れ込んでいます。意外と気づきませんがCrane Flat(白○)のすぐ横を分水嶺が走っています。

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エル・キャピタン

El Capitan Vista

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 エルキャピタンの頂上は、谷底から1097mの高さにあり、世界中のロッククライマ−が挑戦しています。何日もかけてエルキャピタンの頂上にのぼるロッククライマ−の姿が、冬以外の季節はいつも見ることができます。(双眼鏡を用意されることをお勧めします。)この垂直の岩壁は1958年に43日間かかってようやく初登されました。
 春から夏にはこの岩壁に営巣するハヤブサ(ペルグリン ファルコン)を見ることができるかもしれません。

スリー・ブラザーズ

Three Brothers Vista


3つの似た岩が折り重なっているため「三兄弟」に例えられています。この岩は数百万年前に平行に分裂し、固まって形作られたといわれています。一番上の頂上は「Eagle Peak」。北側からヴァレーを見下ろす絶景です。

ヨセミテ滝上部の眺め

Upper Yosemite Fall Vista



 観光客はヨセミテ渓谷に入ってまずこのヨセミテ滝の眺めをみて驚くことでしょう。この滝は北アメリカの最大の滝です。上中下の三層構造になっていますが、上部だけでもナイアガラの滝の9倍の高さがあります。

ノースドームとワシントンコラム

North Dome and Washington column Vista



 先住民の伝説によると、昔この渓谷に一組の男女が住んでいました。それがある時、ここに住む精霊を怒らし、2人は岩に変えられ、谷の両側に引き裂かれてしまいました。女性テイサックは、ハ−フド−ムになり、彼女の夫ナンガスはノ−スド−ムになりました。そして彼の杖がワシントンコラムになったということです。