ヨセミテ国立公園の環境学習施設の将来

ヨセミテ国立公園で、国立公園局と連携して学校団体を中心に宿泊型の環境学習プログラムを提供している「Yosemite Institute(YI)」という施設があります。(現在はNatureBridgeというNPOの一拠点です。)
http://www.naturebridge.org/
ヨセミテヴァレーから車で約30分ほどのClane Flatにあります。
ここでは日本ネイチャーゲーム協会が「ヨセミテ自然学校」というツアーをながく開催されてきたパートナー先でもありますので、ご存じの方も多いと思います。
この施設は第二次大戦前後の国立公園施設(CCCという、青年労働奉仕プログラムのために作られた)を利用して1973年から運営をされてきました。老朽化も進み、自然環境への影響やユニバーサルアクセスという観点からも現在の基準に合わなくなってきています。
そのため国立公園局(公園管理事務所)では2002年からこの施設およびプログラムの移転先や環境影響、その他の代案検討をスタートし、この度最終の報告書をまとめています。(結果として1.現状維持、2.現キャンパスの改善、3.新キャンパスへの移転 という3つのオプションが示されています。)
年月をかけて慎重なかつ多角的なプロセスで検討されたもので、施設関係の方々には参考になると思います。
以下のページから、多くの関係pdf書類にアクセスできます。(英語)
http://www.nps.gov/yose/parkmgmt/eecampus.htm

Hitoshi について

西村仁志です。環境共育事務所カラーズ&広島修道大学。

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