『メインの森を目指してーアパラチアン・トレイル3500キロを歩く』出版ご案内

ジョン・ミューアトレイル、アパラチアントレイル踏破で知られる、作家の加藤則芳さんから、新刊本『メインの森をめざしてーアパラチアントレイル3500キロを歩く』発刊のお知らせをいただきました。

(以下一部引用)
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いよいよ、新刊本『メインの森をめざしてーアパラチアントレイル3500キロを歩く』が
平凡社より発売になりました!
なんと、あしかけ7年を経ての出版です。
原稿用紙に換算して1000枚。640ページになってしまいました。版元はもちろん、読者もきっ
と腰を引く厚さ。そのぶん申し訳ないほどの値になり、税込で2940円。
3500キロ達成をめざすドキュメンタリーに、アメリカの歴史、文化、文学、政治経済、宗教
など、ぼくなりのアメリカ論を織り込み、さらにぼくの自然観が総覧できる仕組みになっています。
タイトルは、アパラチアントレイル到達点があるメイン州をめざす、という意味だけではなく、
ぼくを、大学生のときにはじめてアメリカの自然へと導いてくれたヘンリー・ディヴィット・ソロ
ーの作品「The Maine Woods」(メインの森)に還る、という想いを表したものです。したがって、
英名は “Heading toThe Maine Woods”。
ぼくの本格的なドキュメンタリー最後の作品ですので、思いも熱く、本も厚いですが、ぜひ手
にとってみてください。
そしてじつは、最後の、と書きましたが、今月28日にもう一冊新刊本が出ます!
『ロングトレイルという冒険ー「「歩く旅」こそぼくの人生』(技術評論社)
自然を歩きたい、自然に浸かりたいと思っている人たちを、これまでのぼくの経験と自然観を
通じていざなうエッセイ集です。
以上の案内文は、ぼくのブログ文をアレンジしました。
http://www.j-trek.jp/kato/
(引用ここまで)