測量用マーカー

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アメリカの測量用マーカー(日本の標準三角点のようなもの)は、直径10センチ
ほどの円形プレートで、頂上の岩などにしっかりと埋め込まれています(写真)。
ヨセミテでは身近なところでMt. Hoffmann、Dana、Glacier Point、Sentinel Dome等に
あります。行かれた際はぜひ探してみてください。中央に三角マークがあります。
ところで、そのプレートのレプリカを製作販売している会社(www.geositu.com)があり、
ヨセミテではGlacier Pointのものが販売されています。Half DomeとEl Capitanも
売っていますが、それはみやげ物用らしく、実際の場所にプレートは存在していない
と思われます。(El Capitanの頂上付近を探し回りましたがありませんでした。
どなたかHalf Domeの上で見かけた方はおられますか?)
この会社にMt. HoffmannやMt. Danaはヨセミテでは有名なのに作らないの?
と問い合わせたことがありますが、Yosemite Associationから大量発注が来ないと
作らないとのことでした。
これらの山に登られた皆さん、問い合わせのe-mailをどんどん出してください(笑)。

Apple Mac OS X”Tiger”

Apple社の次期OSであるMacOS X”Tiger”に搭載される強力な検索機能”Spotlight”
を紹介するサイトで、検索キーワードに”Yosemite”が使われています。
http://www.apple.co.jp/macosx/tiger/spotlight.html
http://www.apple.co.jp/macosx/tiger/theater/spotlight.html
昨日サンフランシスコで行われたスティーブ・ジョブスCEOによる基調講演(WWDC2004)でもこの機能のデモがあり、キーワード”Half Dome”を入れるとヨセミテのMapが現れました。ストリーミング放送で見られます。
http://www.apple.com/quicktime/qtv/wwdc04/
(経過53分ごろ)

Bear Trap

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「ネズミ取り」の特大サイズです。
ヨセミテヴァレーにもブラックベアが生息しています。カリービレッジやパインズキャンプ場などにも夜な夜な出没しますので、このようなトラップが仕掛けられています。(この写真はアッパーパインキャンプ場/トレイルヘッド駐車場近くのものです。)
不幸にも捕まったクマは個体識別用の番号札が耳に付けられたり、電波発信機を付けられてから山の奥の方に放されています。
これは国立公園管理事務所が設置しているものです。個人的なものではありませんので念のため。

Yosemiteではすでにたくさんの蚊が発生しています。
今年はカリフォルニアでもWest Nileの感染が懸念されていますので、
心配な場合はそれなりの対策をとられることをおすすめします。
現地でもDEET100の強力な虫除けが入手可能ですが、品切れにご注意。

25セント硬貨のデザイン

アメリカの25セント硬貨は「クォーター」と呼ばれ親しまれていますが、数年前からアメリカ各州の独自のデザインのものが順番に発行されていて、来年にカリフォルニア州のデザインのものが発行されるのですが、そのデザインがアーノルド・シュワルツネッカー知事から発表になりました。
それが「ヨセミテ渓谷ハーフドームとアメリカ自然保護の父ジョン・ミューア」なんです。すばらしい!
おしらせいただいた「とし」さんありがとうございました。
詳細はこちら→http://www.yosemite.org/newsroom/clips2004/march/032904.htm

こどもと行くヨセミテ


ル・コンテ記念館で遊ぶ 1997.9
夏休みシーズンは小さな子どもたちを連れたひとたちも多い。ホテル・ロッジ泊の家族、キャンビングの家族、お金のかけ方や過ごし方はそれぞれだ。ヨセミテは子どもたちから、年輩の方まであらゆる世代の人が楽しめる、そして大自然に触れることができるすばらしいところだ。ぜひあなたのこどもたちも連れていってあげてほしい。
ハイキング、サイクリング、ローラースケート、水あそび…、ハーフドームに登る強者のこどもたちもいる。うちのこどもたち(当時7歳と4歳)もヴァーナル滝までのハイキングトレイルを楽しんだ。
国立公園局では、夏休みシーズンは”YOSEMITE GUIDE”でも1ページをこども向けガイドにあて、子どもや家族対象のレンジャープログラムを行っている。
公園内のバスツアーなども子どもが参加しても問題ないし、楽しめると思う。ただし乗馬ツアーについては体格や経験等の問題があるのでツアーデスクで尋ねて欲しい。
ハッピーアイルネイチャーセンターは、子どもむけにヨセミテの自然について、楽しく学べる工夫のされたミュージアムだ。「展示物にさわっちゃいけない」ではなく「Hands On〜実際に手をふれ、子ども自身がアクションしながら学んでいく」考え方でつくられている。またここには小さなブックストアがあり、とくにこども向けの絵本や塗り絵などのワークブック類が充実している。
ル・コンテ記念館はシエラクラブのビジターセンターだが、ここにも小さなこども文庫があって、絵本類のほか、パズルやパペット類などがあって楽しく遊べる。(写真)
Kids Shop〜こども向けのギフトショップはヨセミテビレッジのDegnan’s Deliの1階にある。おもちゃ、動物ぬいぐるみ、絵本、パズル、衣類などもある。ここも訪ねてみよう。こどもにお土産を買って帰る必要のある方もどうぞ。(うちの子はここで巨大な「蚊」のぬいぐるみを買った。何という奴!)

National Park Store in San Francisco


 ヨセミテに出かける前、あるいは帰ってきた後、サンフランシスコで時間があったら、ぜひこのお店に立ち寄ってみよう。場所はフィッシャーマンズワーフにあるショッピングモール「Pier39」の中、2F西側にある。
 ヨセミテはもちろんのこと、ベイエリア周辺の国立公園局管理下にある国立公園、記念物や全米の国立公園などに関する図書、ガイド、地図、写真集、自然図鑑、ピクチャーカードや玩具、Tシャツ、カレンダー、CDなどが充実している。
 ヨセミテに行く前なら、ガイドや地図などを仕入れて予習。帰ってきた後なら、買い忘れたヨセミテ土産、また他のナショナルパーク情報を仕入れに行くなど活用法はいろいろだ。(写真はNational Park Store店内風景)

コードネームは”Yosemite”

Apple Macintosh and “Yosemite”




 1999年1月に発売されたApple社の新しいパソコンPowerMacintosh G3はいままでにないデザインと色使いでユーザーの度肝を抜いた。実はこの新型機は”Yosemite”というコードネームで開発が進められてきたもので、登場が待たれていたものであった。Apple社が社内のコードネームで使用する言葉はこれまでもBlackbird,Wall Street,Tsunami,Sapporoなどユニークなものが付けられてきたが、今回どうして”Yosemite”だったのかは明らかではない。
 ミニタワー型筐体がヨセミテ渓谷の断崖絶壁を彷彿とさせるからというのは想像の域を出ないが、カリフォルニア州クパチーノのApple社で開発にあたるスタッフたちは必ずヨセミテ国立公園で疲れを癒し、霊感を得て新しいMacをつくっているはずだというのは私の確信である。

ヨセミテの自動車ライセンスプレート

Yosemite License Plates



(c)カネゴン・転載不可

ヨセミテ国立公園内の自然保護や復元のプロジェクトのための資金集めを行っている民間非営利の団体(NPO)であるThe Yosemite Fund(ヨセミテ基金)はカリフォルニア州在住者を対象に「ヨセミテの自動車ライセンスプレート」を企画運営している。このライセンスプレートはカリフォルニア州DMV(DEPARTMENT OF MOTOR VEHICLES)が発行する正式なもので、その発行時と更新時に一定の金額がThe Yosemite Fundに入るしくみになっている。
この詳細や申し込み要項はこのページから。
(ライセンスプレートの写真提供をいただいたカネゴンさんありがとうございました。)