サンフランシスコ・クロニコル紙から

サンフランシスコ・クロニコル紙に「Valley lodgings sold out — where to stay nearby(ヴァレーの宿泊施設は売り切れ?どこか近くに泊まる)」という記事が掲載されていました。
このなかにはTuolumne Meadows Lodge と White Wolf Lodgeは6月1日に営業を開始するとの記述があります。
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2007/05/26/MNG5JQ27VC1.DTL&hw=yosemite&sn=002&sc=580

YAの会員特典

Yosemite Associationのメンバーシップを更新しました。(International会員。$50/年)
今回の会員証と一緒に以下のものが同封されてきました。
会員特典説明書
・公園内および近隣のブックストア、ビジターセンターの販売物15%割引
・YA主催「Outdoor Adventure」の参加費15%割引
・アンセルアダムスギャラリーの販売物10%割引
・公園内および近隣の宿、ツアーの割引
その他詳細はここ参照
割引クーポン
・アワニーホテル宿泊(259ドルで。2007.1/2-3/29週末除く)
・ヨセミテロッジ宿泊20%割引(2006.11/1-2007.3/29週末除く)
・テナヤロッジ宿泊20%割引(2006.11/1-2007.3/29週末除く)
・ワワナホテル宿泊10%割引(2006.3/26-12/14週末除く)
・バジャーパススキー場のリフト券1名分価格で2名分。(2007シーズン)
・ヴァレーフロアツアー1名分価格で2名分。(2006.12/31まで)
・ワワナゴルフコース1名分価格で2名分。(2006.11/1まで)

White Wolf

6月に複数件WhiteWolfのテントキャビンを予約していたのですが、
DNCから電話があって、オープンしないのでキャンセルしてほしい
(あるいは日をずらしてバレーの部屋に代えてほしい)
との連絡がありました。聞いてみたところWhiteWolfのオープンは
今のところ7/1の予定だそうです。それまでにタイオガロードが全通しているか
どうかはわかりませんが、少なくとも7/1にWhiteWolfまでは行けるようです。

Tuolumne Lodge, White Wolf の Tent Cabin

Tuolumne LodgeのTent Cabinの写真です。
床がコンクリートでマキストーブのあることと、
照明がロウソクという点がCurryとの一番の違いです。
ベッドにはキャスターがついているので移動可能です。
Tuolumne Lodge Tent Cabin 内部
TLinside.jpg
Tuolumne Lodge Tent Cabin 外見
TLoutside.jpg
こちらはWhite WolfのTent Cabin。
他のHigh Sierra CampもここやTuolumne Lodgeと同様です。
White Wolfで便利なのは、Cabin前に車がつけられることと、
Cabin脇に専用のベアボックスが設置されていることです。
White Wolf Tent Cabin 内部
WWinside.jpg
White Wolf Tent Cabin 外見
WWoutside.jpg
なお、これらはどちらもTuolumne Countyにあるので、
Mariposa CountyのCurry Villageより税率が低い(8%)のもメリットです。(Curryは10%)

アワニーHに無料で泊まれるかも

抽選で、あのアワニーホテルに無料で泊まれるかもしれません。
御興味のある方は、こちら。
http://www.thegreatadventuresweepstakes.com
このホテル、よくぞここに建てたという程、絶好のロケーションに立地しています。ホテル棟の上層階に部屋をとって、窓の外にハーフ・ドームを眺めつつ、ルーム・サービスのお茶しながら、囲碁を打つ。時がゆっくり流れてゆく。そして、グールドのバッハを聴きながら、ハーフ・ドームの夕景。たまにはゆったりと過ごすのも、楽しいものです。
もちろんトレイル歩きも楽しいですが、これもヨセミテでの楽しい過ごし方のひとつでしょう。
当選者には、ロック・クライミングのレッスンも付いているようです。追加の個人レッスンも頼んで、4日間昼はエルキャピタンに取り付いて、夜はドレス・アップしてディナーってのも、粋ですね。
ちなみに、ホテルで囲碁の貸し出しはないと思いますので、あしからず。CD機器はありましたが、お気に入りのCDディスクは各自御持参ください。

ヨセミテ国立公園近隣の町での宿泊

★関連ページ
ヨセミテ国立公園内での宿泊



公園内の宿泊施設のほか、公園ゲート近隣の町(El Portal、Mariposa、Fish Camp、Lee Vining)に宿をとるという手もある。
公園外なら、宿の種類はモーテル、B&B、コンドミニアム、貸別荘、リゾートホテルまでさまざまだ。一部を紹介するが、その他ヨセミテ国立公園近隣の宿泊情報はYosemite Area Traveller Information(YATI)やJohn Rabold氏の開設するガイドA Guide to Yosemite National Parkが参考になる。

ハイウェイ140号から


■El Portal
ヨセミテ渓谷にもっとも近い街El Portalにはこの二軒のモーテルがある。140号のアーチ・ロックのゲートに近く、クルマでヨセミテ渓谷まで約20分のところ。レストランもある。ヨセミテ渓谷への定期バス(YARTS)もある。
Yosemite View Lodge
Cedar Lodge
■Mariposa
Mariposaは公園ゲートまで距離があるが、なかなか趣のある田舎町。ヨセミテ渓谷への定期バス(YARTS)もある。
Best Western Yosemite WayStation
Comfort Inn Mariposa
Little Valley Inn

ハイウェイ41号から


■Yosemite West
国立公園内、ヨセミテヴァレーからワワナに向かう道(41号)の途上、グレイシャーポイントへの分岐があるが、すぐに反対側(西)に曲がる道があって、しばらく行くと十数軒のB&B、コンドミニアムなどがある。ここへはこの道からしかアプローチできないが厳密にいうと公園区域外になる。バスの便はない。
Yosemite West
■Fish Camp
公園南ゲートまでは数分。マリポサグローブもそこから15分ほど。ただしヨセミテ渓谷までは1時間少々かかる。ホテル発着のヨセミテ渓谷行き日帰りバスツアーがあるが、ホテルまではクルマが必須。Tenaya Lodgeのほか数軒のB&Bがある。
Tenaya Lodge 高級なリゾートホテル。屋内・屋外のプールやジムなどもある。
*作者注、テナヤロッジは2001年、公園内のホテルを経営するYCSの親会社によって買収された為、現在は経営統合されている。YCSのページからも予約が可能。
■Oakhurst
Comfort Inn Oakhurst
南ゲートから約30分の麓の街。Oakhurstはモーテルも数軒、大きなスーパーマーケットもある。ただしここからヨセミテ渓谷までは1時間30分はかかるだろう。バスの便はない。

ハイウェイ120号(西)から


■Groveland
Grovelandは西部劇に出てきそうな建物が街道沿いに並んだ、街道筋の小さな街。
Groveland Hotel
Hotel Charlotte
The All Seasons Groveland Inn
Manzanita Hill B&B

ハイウェイ120号(東)から


冬期(10月中旬頃〜5月末頃。積雪状況による。)はタイオガ峠ゲートが閉鎖になるので、ハイウェイ120号(東)のアクセスは出来ません。
■Tioga Pass
Tioga Pass Resort
公園東側のタイオガ峠ゲートを出て2マイルの所。森の中のコテージだが標高は3000m近い。Tuolumne Meadowsにも近く、ハイシエラを満喫できるロケーション。
■Lee Vining
公園東ゲート(タイオガ峠)まで約20分。モノレイク湖畔の小さな町。夏期のみヨセミテヴァレーとの連絡バス(YARTS)がある。
Best Western Lakeview Lodge
Murphey’s Motel
Tioga Lodge
EL MONO MOTEL
■Mammoth Lakes & Mountains
ヨセミテの東側、マンモスレイクはスキーリゾートとしても有名で、ホテル、コンドミニアム、ロッジなどたくさん宿泊施設がある。。タイオガ峠ゲートまではクルマで40分ほど。夏シーズンにはヨセミテヴァレーとの連絡バス(YARTS)が出る。
Mammoth Web

ヨセミテ国立公園内での宿泊

★関連ページ
ヨセミテ国立公園近隣の町での宿泊



ヨセミテに行くなら、ぜひとも国立公園の中で宿泊したいものである。公園内に泊まるメリットは、部屋から一歩出ればそこがヨセミテだということ。例えばヨセミテロッジからは朝食前のお散歩でヨセミテ滝やマーセド川まで歩けるし、アワニーホテルの前の草原からはハーフドームが目の前にそびえている。これは時間やお金に代えがたい大きな魅力だ。
ヨセミテ国立公園内のホテルはその人気のわりにベッド数が少なく、宿泊の予約をとるのがたいへん難しい。しかし不可能なことではないので、がんばってトライして欲しい。
ヨセミテロッジ、アワニーホテル、カリービレッジなどヨセミテ国立公園内での宿泊サービスはYosemite Concession Service(YCS) (http://www.yosemitepark.com)によって運営されており、予約業務も統一されている。予約は366日前、午前8時(西海岸時間)からの受付。電話(559)252-4848。WEB上からも予約できる。(要クレジットカード)
しかし実際に予約を試みてみると、たいていの場合「全く空室無し」か「カリービレッジのテントキャビン」もしくは「ワワナホテル」しか出てこない可能性が高い。アワニーホテル、ヨセミテロッジ、カリービレッジのバス付きキャビン等を押さえるのは「至難の業」であることがわかる。
■予約を成功させるヒントは
・1年前から計画し、予約を入れる。(予約は366日前からの受付)
・週末を避け、ウィークディに日程を合わせる。
・週末を日程に入れる場合には、到着日を月〜木にする。
・代案をつねに用意しておく。(施設、日程)
・直接でだめなら日本の旅行代理店を通じて予約を入れてみる。
・宿泊のみの予約を諦め、カリフォルニア・パーラーカーツアーズの1泊もしくは2泊のツアーに参加する。
公園内がイッパイでもう予約が取れないという状況で「テントキャビンはイヤ」「やっぱりバス付きタイプの部屋でないと」という方は公園ゲート近隣の町(El Portal、Mariposa、Fish Camp)などに宿をとってはいかがだろうか。ただしその場合にはレンタカーが必須であると考えた方がいい。
公園外なら、宿の種類は小さなB&B、コンドミニアム、リゾートホテルまでさまざまだ。ヨセミテ国立公園近隣の町の宿泊についてはこちらのページで。
キャンプ場の予約は国立公園局の直轄システムになっている。キャンプ場についての情報はこちらのページで。
以下「ホテル名」をクリックすると、詳細ページ(英語)にジャンプします。
●ヨセミテロッジ
公園内で一番大きく、フロントオフィス棟を中心に森の中にロッジが点在している。バス付き・なしの部屋がある。レストランやカフェテリア、ギフトショップ、コンビニストア、プールもある。
●アワニーホテル
アワニーホテル
格式の高いリゾートホテルで、上高地帝国ホテルのよう。メインダイニングでのディナー(要予約)は男性はジャケットにタイ着用、女性もワンピースやスーツなどが必須。ギフトショップにはアメリカ先住民民芸品が充実。宿泊しなくても一度は訪れたいところ。
●カリービレッジ
カリービレッジのテントキャビン
簡素な木造キャビン(バス付き、バス無しあり)やキャンバス地のテントキャビンが中心の宿泊施設。レストラン、ピザスタンド(お勧め)、コンビニストア等がある。テントキャビンは比較的空いていることが多いので狙い目。安いため若い人たちの利用が多く、夜でも賑やか(うるさい)で「浜茶屋」や「野戦病院」との形容もある。
作者注*
カリービレッジは渓谷の南側にあるので日照時間が短く、とりわけ秋〜冬〜春は冷え込みます。テントキャビンにはヒーターも付いていますが、夏以外の宿泊には防寒にお気をつけください。
それから「テントキャビンは大丈夫でしょうか」という質問がときどき寄せられるのですが、その質問は「サンフランシスコは安全な街でしょうか」というのと同じレベルの質問だと思います。つまりそういう質問をされること自体が私は心配なので、おやめになったほうがいいと思います。
●ハウスキーピングキャンプ
夏のみオープンのキャンバステントにベッドが4つ置いてある質素な(みすぼらしい)宿泊施設。共同シャワー、トイレ、コインランドリー、コンビニストア有り。家族利用者が多く、「下町の長屋」のようになんともいえない風情の漂う施設。
以上の4つが渓谷内の宿泊施設。
●ワワナホテル
ワワナホテル
公園南部のワワナにあり、ビクトリア調デザインの美しい外観の小さなホテル。前にはゴルフコースが広がる。ヨセミテ渓谷からはクルマで1時間ほどかかるが、ジャイアントセコイアの森マリポサグローブに近い。ヨセミテ2回目以降の方や渓谷内に泊まったあとここでもう1〜2泊なんていうのもお勧め。通年オープン。
●ホワイトウルフロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ツォロミーロッジ
公園北部、タイオガロード沿いにある。テントキャビンだけの簡素な宿泊施設だが、共同の温水シャワー、レストランもある。夏期のみオープン。
●ハイシェラ・キャンプスシステム
ハイカントリーのGlen Aulin,May Lake,Sunrise Camp,Merced Lake,Vogelsangの5ヶ所にある小規模な山小屋(テントキャビン)システム。この5ヶ所はループ状になっており順に宿泊して回ることができ、その間は荷馬隊の背に荷物を預けていくこともできる。バックパックを背負うことなく軽装でバックカントリーに入れるため「通」の人間には非常に人気が高く、予約は抽選になっている。
●テナヤロッジ
このホテルは国立公園の外、南ゲートすぐのFishCampにある。ワワナ、マリポサグローブへは近い。2001年にYCSの親会社によって買収され、経営が統合された。
屋外屋内両方のプール、フィットネスジムなどもある高級リゾートホテル。通年オープン。